「お座敷客車」とは、いわゆる「和式客車」の通称で、文字通り車内は和装仕立てとなっており、「ジョイフルトレイン」の嚆矢と言えます。

 「スロフ81形」は、「スロフ62形」をベースに改造された「和式客車」で、1972(昭和47)年に登場し、1990(平成2)年に廃車されるまでお座敷客車として活躍しましたが、その元祖を遡れば戦前の木造客車にまで行き着くという、大変な歴史のある車輌でした。

 これはKATOのモデルで、ジャンク品としてバラ売りされているのを見つけたもの。
 本来は「スロ81系お座敷客車6両セット(品番10-334)」に含まれる車輌(品番 5076)です。
 



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 本来は6両固定編成だったわけですから、たった1両ではサマになりません。
 ・・・なので、「12系客車」に連結してみました。
 (^_^;ゞ



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 車体番号が「スロフ81 2114」であるこの車輌は、お座敷列車での運用時には「鳥越」という愛称が付けられていました。

 模型では、テールライトとトレインマークが点灯します。
 また、この車輌には室内灯も仕込んでありました。



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 サイドビュー。
 室内灯は旧世代の電球ユニットです。



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 トレインマークには「お座敷列車の旅」とありますが、ものすごく拡大しないと、何て書いてあるのか分かりません!
 (>_<)

 ・・・しかし、逆を言えば、こんな小さなトレインマークに、よくここまでの印刷ができるなぁ・・・と、驚嘆せずにはいられません。
 w(゚o゚)w


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 点灯すると、マークがよく分からなくなります。(^_^;ゞ
 ・・・雰囲気はアップしますけどね。



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 反対側の妻面。



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 「スロフ81形」の編成端部は、貫通扉や幌などが外されて、テールマークの表示器と柵が取り付けられているので、独特の外観となっています。

 カプラーはアーノルトから「KATOカプラーN JP」に交換。



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 「12系客車」の編成内に、グリーン車として組み込んでみたところ。
 


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 車体の色合いはちょっと異なりますが、そんなに違和感は感じません。
 (^_^)



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 「12系客車」との連結面。
 なんだか「ありそう」な気もしてきます。



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 「スハ43形」とも組み合わせてみました。
 色合いは近いですが、屋根の高さの違いが目立ちます。



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 連結してみたところ。
 これはこれで面白い気も。
 (^_^;)



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 ドア脇には車掌室。
 妻面の書き込みも細かい!



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 車内には和室のモールドが。

 この車輌は車体番号が「スロフ81 2114」ですが、改造の遍歴は大変複雑です。

 元を遡れば、戦前に製造された22000系木造客車「ナハ23131 」が元祖で、その後鋼製車体に改造されて「オハ61 917 」となり、以後「オロ61 115 」→「オロ61 2115 」→「スロ62 2115 」→「スロフ62 2033」という変遷を経て、1972(昭和47)年に、この「スロフ81 2114」に至ったのです。



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 ボディを外すと、車内はこのようになっています。
 ・・・座椅子でしょうか?
 横向きの背もたれは新鮮です。



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 これが電球式の旧型室内灯です。
 もはや見たことのない方も多いかも。
 


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 こちらはトレインマークとテールライトのユニット。
 最初から製品に組み込まれています。

 遮光パーツが大きいな!



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 車輌の屋根裏には、アルミシールと導光用のクリアユニットが。



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 車輛端部には、トレインマークの四角い穴と、テールライトの赤いレンズが見えます。



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 和式客車というのは、なかなかユニークなもの。

 でも、たった1両では、本来の「お座敷列車」としての運用ができませんので、ウチではグリーン車として楽しむことにしています。

 ・・・まぁ、模型の世界なので。(^_^)