「マニ60形」は、「60系客車」にカテゴライズされる荷物車です。

 「60系客車」とは、戦前に製造された木造客車の車体を鋼製に改造した客車のグループを総称しているもので、各車両に元となった、いわゆる「種車」が存在しますが、KATOの「マニ60形」は、車体番号から「オハニ61形」が改造元の「種車」と分かります。

 「マニ60形」は、昭和50年代後半にはKATOから「品番 520」として発売されていましたが、近年になってリニューアルされ、新しい品番は「5220」となりました。
 
 ウチには、新旧モデルが各1両ずつ揃っています。



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 これはリニューアル後の現行モデル(品番 5220)。



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 現行モデルではテールライトが点灯します。



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 現行モデルのサイドビュー。



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 現行モデルでは、車体番号は「マニ60 2653」です。
 この車輌の種車は「オハニ61 439」。



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 こちらは旧製品(品番 520)のサイドビュー。
 発売当時から評価が高いモデルだったので、パッと見た目では、現行品との違いはそれほど感じられません。



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 旧製品の車体番号は「マニ60 2539」です。
 この車輌の種車は「オハニ61 502 」。



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 現行モデルはLEDでテールライトが点灯するのが大きな特徴です。
 編成中に組み込むことも考慮されており、床下のスイッチでオン・オフを切り替えることができます。



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 反対側の妻面。
 こちら側のテールライトはモールドのみです。



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 左が旧製品(品番 520)、右は現行モデル(品番 5220)。
 並べるとだいぶ違います。
 
 特に貫通扉の窓のディティールが全く異なっています。
 「マニ60形」は同一形式でも車輌毎に細部が異なっていますから、これはモデルになった車輌の違いを再現しているのでしょうか?



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 反対側の妻面。
 旧製品(左)はシンプルですが、現行モデル(右)は貫通扉の窓にもHゴムと保護棒のモールドが入っています。



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 荷物車つながりで(笑)、現行モデル(左)とトミックスの「マニ50形(旧製品)」(右)。
 

 屋根のRが全然違いますね。



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 テールライトが点灯するというのは、編成端に連結する場合に大きなアドバンテージになります。



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 カプラーは、「KATOカプラーN JP」に交換しています。



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 トミックスの「マニ50形」(右)と。
 型式番号だけ見ると「マニ60形」の方が後の車輌のようですが、実際は「
マニ50形」の方がはるかに新しい形式です。



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 連結面。
 左が現行モデル、右が旧製品です。
 ドアの表現が全然違いますね。

 現行モデルの車輪は「黒染めローフランジ」、旧モデルの車輪は昔ながらの「銀車輪」です。



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 現行モデルの所属表記は「北スミ」。
 東京北鉄道管理局の「北」と、隅田川客貨車区の略号の「スミ」から。



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 旧製品の所属表記も「北スミ」で同じですが、ドアのモールドは現行品とは異なります。
 こちらの方が、よりクラシックな感じ。



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 現行モデル(右)では、屋根上のベンチレーターも別パーツ化されており、色分けされています。



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 現行品のベンチレーターは、サイドにも細かなモールドが施されています!
 w(゚o゚)w



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 並べてみると、旧製品(奥)と現行モデル(手前)では、ベンチレーターの配置も微妙に異なっています。

 写真では遠近感の関係で分かりづらいですね。(^_^;ゞ



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 マイクロエースの「DD50形」に牽引させてみました。



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 「DD50形」は、カプラーをKATOの「かもめナックル」に交換しています。
 車間はいい感じになります。
 


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 国鉄が1986(昭和61)年に鉄道荷物輸送を廃止したために、「マニ60形」は全車退役してしまいました。
 


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 荷物車は編成端が指定席。



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 旧型客車の編成にアクセントを付ける際、欠かせないのが荷物車です。
 「マニ60形」は旧製品も良い出来でしたが、現行品は更に上を行く完成度!

 テールライトの尾を曳きながら走り去っていく姿には、何とも言えない余韻を感じますね。