今回は、リマの「フランス国鉄 BB67000形」ディーゼル機関車を見ていくことにします。



IMG_4509
 リマはイタリアの鉄道模型メーカーで、かつては廉価な製品を提供する会社、というイメージだったようですが、現在はイギリスのホーンビィ社に買収され、グループの一員となっているようです。

 そのリマの「BB67000形」は 1969(昭和44)年に発売されたモデルとのこと。
 今(2026年)から 57年も前ですよ!

 最初期モデルでは、カプラーに「ループタイプ」と言われるものが採用されていたそうですが、今回入手した個体はアーノルトカプラーを装備していましたので、1970年代初期にマイナーチェンジされたモデルと思われます。



IMG_4511
 サイドビュー。

 「BB67000形」は 1963(昭和38)年に登場したフランス国鉄のディーゼル機関車で、機関出力 2,400馬力を誇り、非電化幹線の無煙化に大きく貢献したのだとか。

 デザイン上の都合なのか、運転席側面の窓の形状が、それぞれの運転台で異なっています。
 ちょっとビックリ。

 模型のずんぐりしたスタイルは実車のイメージを彷彿とさせますが、少し腰高なのは否めないようです。



IMG_4510
 斜め上から。

 このモデルでは、ボディと床板のパーツが、屋根中央部のネジで固定されています。
 しかも、ネジの頭が屋根から飛び出しているという・・・。

 1971(昭和46)年に発売された KATOの「初代 C11形」もボディの上下をネジ留めしていたことを考えると、当時はスタンダードな設計だったのかもしれません。

 大らかな時代性を感じますね。
 (^^)



IMG_4503
 ネジを外し、ボディとシャシーを分離してみました。



IMG_4504
 このモデルでは、片側の台車に直接モーターが取り付けられており、反対側の台車は集電のみを担当しているようです。
     
 通電させると、ちゃんと走ってくれました。 
 感激です!



IMG_4505
 裏側から。
 ギアが付いた動力台車と、ギア無しの集電専用台車の様子が分かります。



IMG_4508
 底部には「LIMA  ITALY」の刻印が。
 1970年代初期の日本では、「舶来もの」として高級モデル扱いだったのでしょうか?



IMG_4507
 動力台車です。
 ギアが剥き出しですね。

 車輪にトラクションゴムを装備していたような跡があります。
 こちらの台車からは集電していないようですので、ここはゴムを取り付けてもよさそう。



IMG_4506
 集電を担当する側の台車。

 集電の仕組みは、トミックスの旧集電方式と同様、集電金具をスプリングで車軸に押し付けるタイプですが、走行時の抵抗はそれほど大きくありません。



IMG_4522
 お顔をアップで。

 おでこのライト、赤いエンブレム、ナンバープレートは、有り難いことに前オーナーさんが塗装してくれていました。

 両側のライトにはクリアパーツが用いられていますが、点灯機能はありません。

 ・・・で、ネジ式連結器のモールドとバッファー(緩衝器)が、ヨーロッパの機関車らしさを主張しているのですが・・・。

 台車マウントのアーノルトカプラーと高さが合っていないため、連結器が上下2段構造のように見えてしまうところが、気になるといえば気になるかな・・・。



IMG_4512
 この機関車の塗装は前後で非対称であるため、こちら側は表情が少し異なりますね。

 ・・・というわけで、リマの「フランス国鉄 67000形」でした。

 このモデルは、少しディティールアップしていこうと考えているのですが・・・。
 カプラー付近の処理、どうしよう?
  (^^;ゞ






=================================





 ・・・さ~て、今回のAI鉄模女子・エヌゲ道子さん(仮名)は・・・?
 (^^)/

6A6B746E-0850-46F3-8AE1-90F218C7DE72
 タカアシガニの水槽の前で、ポーズを真似する愉快な(笑)道子さん(仮名)。

 「タカアシガニって、世界最大の節足動物なんだってね。 鋏脚を広げると、最大で 3.8mですとー!? なんだ、水槽の中の君タチ、まだ子供じゃーん(笑)。」


 次回予告!
 【 タカアシガニ・・・ちゃんと調理したら、意外と美味しいんだってね!】の巻。

 深海世界の神秘に、乞う、ご期待!
 (^^)/