マイクロエースの新製品情報によりますと、「EH10形(量産機・吹田第二機関区)」が「品番 A8025」として発売になるようですね。

 今回のモデルは、2016(平成28)年に発売された「EH10-30・量産型・変形ヨロイド(品番 A0830)」をベースに通常型フィルターを装備したバリエーション製品で、「製品化の要望が多かった
プレーンな量産機を製品化!」とのことです。

 お値段は、前回品が 21,500円(税別)だったところ、今回は 21,000円(税別)ですので、このご時世になんと 500円値下げされています!



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 私は昭和の生まれですので(笑)、Nゲージの「EH10形」といえば 1981(昭和56)年にKATOが発売した「品番 305」のイメージが強いです。
 首振りスカートのモデルでしたね。

 その後、品番が「3005」に改められ、2003(平成15)年にリニューアルされて、「品番 3005-1」の現行製品となりました。

 上の写真は KATOのリニューアルモデル(2004年ロット)ですが、2020(令和2)年に再版された際、スカートの形状が変更されています。

 実車のスカート形状は覚えていませんが、写真を見る限りでは、2020年ロットの方が実車に近いイメージのようです。



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 トミックスの「急行便」を牽く KATOの「EH10形」。

 KATOの「EH10形」は少しオーバースケールで模型化されているところ、マイクロエースのモデルは 1/150で模型化されているので、比較するといくぶん小ぶりに見えてしまいます(笑)。

 しかし、そのマイクロエースのモデルは、2004年の「試作機&高速試験機」の発売以降、いつの間にかバリエーションを増やしており、今回の製品を含めると、なんと8種類という大所帯になっていました。

 2005年以降の製品は2両それぞれにモーターが入れてあるため、1モーターでシャフトを介して8軸を駆動させる KATO製品とは、動力の面でも差別化されています。



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 「ポポンデッタ・イオンモール福岡店(閉店)」のレイアウトで、KATOの「EF15・標準形」と並ぶ「EH10形」。

 KATOの「EH10形」は 2020年の再販から間が空いており、新品での入手は難しくなっていますから、今回のマイクロエースのモデルは、未所持の方にとっては「新品の EH10形を入手できる機会」になりますかねぇ。

 ・・・定価で2万円を超えてくるお値段をどう考えるかにもよりますが・・・。
  (^^;ゞ