赤いディーゼル機関車「DE11-1901」の記事が続きましたので(笑)、青い車両を並べてみることにしました。

 KATOの「スハフ12形」と「スハフ14形」です。



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 KATO「スハフ12形」の初代製品(品番 5016)です。

 KATOの「12系客車」は、1983(昭和58)年に発売されました。
 トミックスの香港製初代モデルの発売が 1977(昭和52)でしたから6年後の発売ということになりますが、テールライトの点灯化をはじめ、その出来には大きな差がありましたので、当時のユーザーは「KATOの12系」の発売を大変喜んだものでした。

 この車両は編成端に固定して運用しますので、トミックスの「オハネフ25 ジャンパ栓付ダミーカプラー(品番 PZ-400)」を取り付けて、
カプラーをダミー化しています。



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 テールライト点灯!
 このモデルでは「オハニ36かもめ ライトユニット(品番 5077-3G)」を使用して、テールライトをLED化していますので、低速から点灯するようになっています。

 実車の「12系」は、1969(昭和44)年に急行形客車として登場。
 冷房や自動ドアの標準装備など、当時の客車としては高い水準のサービスを提供し、その後の国鉄型客車の基本となった形式です。

 その後も各種ジョイフルトレインに改造されるなどして活躍しています。



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 KATO「スハフ14形」初代製品(品番 5037)です。

 KATOの「14系客車」は、1985(昭和60)年の発売。
 こちらもトミックスが 1980(昭和55)に先行して発売していましたが、「12系」同様、テールライトの点灯化をはじめ
「トレインマーク変換装置」の搭載など、わずか5年でモデルの出来には大きな差が生じていました。

 この車両も私の運用では編成端に固定しますので、現行モデルに使われている「スハフ14 ジャンパ栓(青)」を使用し、車端部のディティールアップを図っています。



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 テールライト点灯!

 実車の「14系客車」は、1972(昭和47)年に登場。
 主に臨時の特急や急行列車として運用されました。

 「12系」同様、その後は「サロンエクスプレス東京」をはじめ、各種ジョイフルトレインに改造されて活躍しています。



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 お顔を並べて。
 トレインマークの有無が大きな差異ですね。

 車両の色合いが異なるのは、撮影時の照明のせいです。
 すいません。



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 横から。
 写真上側の「スハフ14形」は固定窓、「スハフ12形」は下降式窓という違いがあり、識別は容易です。



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 斜め上から。
 クーラーの形状が異なっていますね。



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 お顔付近。
 よく似ています。
 「国鉄の緩急車」という雰囲気がたまりません。



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 「sMALL ☆ wORLD」のレンタルレイアウトにて。
 ホームに停車する「スハフ12形」です。



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 レンタルレイアウト「STAGE.1」にて。
 トンネルに入っていく「スハフ14形」。



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 KATOの「スハフ12形」と「スハフ14形」の初代製品でした。

 どちらも '80年代のモデルであり、発売から 40年が経過していることに改めてビックリです!

 それぞれリニューアル品が発売されていますが、細部に拘らなければ、40年前の旧製品も少しのディティールアップで活躍の機会があるのではないでしょうか。
 (^^)