前回、マイクロエース製「DE11-1901タイプ」のカプラーを交換してみたところでしたが、実車の写真を見ると、前部の手すりに鎖が取り付けてあることに気が付きました。

 そこで、模型にも鎖の表現を加えてみることにします。
 



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 カプラー交換後。

 前部手すり上面の隙間部分に、実車では鎖が取り付けられています。
 KATOやトミックスの「DE10形」では表現されていますが、マイクロエースの「DE10形」「DE11形」には、この鎖の表現がありません。



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 以前、旧型客車の貫通路に転落防止鎖の表現を加えたのと同様に、糸を接着してみます。
 とりあえず、茶色の糸を使用。



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 まあ、あっさりと完成です!
 1エンド側。



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 2エンド側。



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 ・・・うーん・・・。
 アップで見ると、鎖の表現が分かるのですが・・・。



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 KATOの「DE10形」と並べてみると、せっかく加工したのに、ちょっと目立ちません。
 茶色の糸では、赤いボディカラーに馴染んでしまうようです。

 実車の写真では、鎖が細いせいかあまり目立たないため、今回の出来に近いように感じますが、小さなNゲージ鉄道模型では、ここは目立った方がメリハリがつくように思います。



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 そこで、糸を茶色から銀色に替えてみることにしました。



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 完成!
 今回は目立ちますね。

 茶色い糸によるさりげない表現も悪くはなかったのですが、模型としてはこちらの方が楽しいかな。
 (^^)



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 正面から。
 最初から付いていたみたい(笑)。



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 1エンド側を斜め上から。



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 拡大してみたところ。
 糸の「撚れ」が、ちょうど鎖の表現のように見えます。



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 2エンド側。



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 斜め上から。



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 鎖の表現が有るのと無いのとでは、雰囲気が結構違ってきますね。
 簡単な割に効果が高い工作でした。

 これはやってみて良かったです。
 (^^)