今回は、国鉄パシフィック機の祖である「C51形」と、その系譜に連なる「C54形」を並べてみました。
 プラ完成品としては、どちらもマイクロエース機が唯一の製品です。



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 マイクロエースの「C51-116 住山式(品番 A6602)」です。
 2000(平成12)年に「品番 A6601」の「本省式」と同時に発売されたもので、給水加熱装置の形状が、箱型の「住山式」となっているのが特徴。

 実車は、幹線旅客列車用の機関車として 1919(大正8)年に「18900形」として登場し、1928(昭和3)年に「C51形」に改称され、1965(昭和40)年まで活躍して退役しました。

 このモデルでは、先輪をKATOの「C57 4次形 先台車(品番 2023D3)」と交換し、先台車のフロント部分に KATOのパーツから排障器のモールドを切り取って接着するというディティールアップを施しています。



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 ちなみに、デフォルトではこんな感じでした。
 先輪が太く、箱状の先台車が目立ちますね。



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 こちらは、マイクロエースの「C54-9 標準型(品番 A6701)」。

 実車は 1931(昭和6)年に登場した亜幹線向けの旅客用蒸気機関車です。
 「C51形」「C53形」が重量の関係で亜幹線に投入できなかったため、「C51形」をベースに軽量な新型機関車を設計することとなり、誕生したのがこの「C54形」でした。

 しかし実際に運用が開始されると、過度な軽量化によって粘着力が不足し、空転が多発したために現場からの評価は芳しくなかったようで、17両で製造終了となり、
1963(昭和38)に「C51形」よりも早く退役してしまいました。
 
 保存機もないため、「薄幸の・・・」というイメージで語られることが多い機関車ですね。

 このモデルでは、先輪を KATO(ラウンドハウス)の「スポーク車輪(品番 28-193)
」と交換し、先台車のフロント部分に KATOのパーツから排障器のモールドを切り取って接着しています。



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 デフォルトではこんな感じでした。
 先輪が太く、箱状の先台車が目立つのは、マイクロエース蒸機のウイークポイントかな。

 この辺りに手を入れるだけで、見栄えがだいぶ違ってきます。



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 横から。
 写真手前側が「C51形」で、奥側が「C54形」です。
 パシフィック機ですので、2-C-1という車軸配置。

 ボイラー上の2つのドームがクラシックな感じです。
 マイクロエース製蒸機機関車の多くが「腰高」と評されますが、これくらいの角度で眺めると、あまり気になりません。
 


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 角度を変えて。
 「C51形」をベースに軽量化したのが「C54形」ということもあり、雰囲気が似ています。

 マイクロエースのC54形は、2017(平成29)年に新製品として「スノープロウ付き」と「キャブヒサシ付き」の2種類を税別 15,300円で発売予定とアナウンスされたのですが、2024(令和6)年に至って発売中止となってしまいました。



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 「C51形」のパイピングは、現在の目で見てもなかなかのもの。
 化粧煙突にも存在感があります。

 「C54形」はフロントデッキの給水加熱装置が特徴ですが、実車と比較するとやや控えめな表現になっているようですね。



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 というわけで、マイクロエースの「C51形」と「C54形」でした。

 様々なご意見が出るマイクロエース製蒸機ですが、プラ完成品としては唯一の形式も多く、私のように金属製キットを組めないようなユーザーにとってはありがたい製品です。
 少し手を入れると見映えも良くなりますしね(車高下げとヘッドライト交換は私には無理ですが)。
 
 そうそう、当記事では、あくまで「マイクロエース製蒸機モデル」を並べてみたものであり、実車を並べて比較したものではありませんので(笑)、ご了承ください。
 (^^)