今回は(も?)けっこう強い私見です。

 新幹線の電車は、国鉄の時代から常に最新の技術を投入して開発される旅客列車の花形であり、国内における鉄道輸送の中心であることに疑いの余地はないでしょう。

 Nゲージ鉄道模型においても、昭和50年代後期には学研、エンドウ、KATO、トミックスと、当時の各メーカーから「0系」や「200系」が発売されるなど、やはり別格の扱いです。
 当時在来線の主力特急電車だった「485系」ですら、上記4社の製品が揃うことはありませんでしたからね(エンドウが未発売)。

 そんな新幹線の電車ですが、そこそこの数の車両を入線させている当鉄道には1両も在籍していませんし、今後も入線させる予定は全くありません。



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  「門トス」のレイアウトには、高架線上に新幹線「0系」の姿が(ショップの車両です)。
 私の手持ちで新幹線の電車が写っているのは、この写真くらいでしょうか。 


 私が新幹線の電車を入線させない理由は、

1 国鉄(JR)が狭軌であり、その路線を走る車両が 1/150スケールで模型化されているのに対し、標準軌を採用している新幹線の車両は 1/160スケールであるため、大きさの違いに微妙な違和感がある

2 実物の新幹線は高架線か築堤上を走行しているイメージが強いため、模型の新幹線がそうではない線路を走ると違和感がある

3 実物の新幹線は高速走行に対応するため曲線が大きなRを描いているが、模型では「超」急カーブを走行することになるため、特にノーズが長い最近の先頭車両がカーブ区間を走行する姿がちょっと凄いことになる

4 高速走行&長大編成が前提のような列車であるため、広くはないレイアウト上で周回するような場合、落ち着きが感じられない

 といったところでしょうか。


 もちろん、新幹線の電車は子供たちの人気も高いですし、KATOもトミックスも入門セットに各種の新幹線電車を用意していますから、「鉄道模型の裾野を広げる」という意味では、そこに一定の意義はあると思いますけれど。

 ただ、トミックスのベーシックセットの様に「C280」で組まれた小さなエンドレスを周回する4両編成の「E5系はやぶさ」なんて、最初は楽しくても、すぐに飽きてしまうのではないでしょうか。
 また、ここからステップアップしていく鉄道模型ライフの方向性というものが、ちょっと想像できないんですよね。

 要するに、数ある入門セットの中でも、新幹線のセットというものは、売れはしてもその時だけに終わってしまい、「その後」に続いてはいないのではないか・・・?と思うわけです。

 その点、同じトミックスのベーシックセットでも、「311系」や「223系」あたりを購入するようなユーザーは、その後もポイント等のレールや駅などのストラクチャー、増結車両の追加といった楽しみ方に繋げていく確率が高いように思うのですが・・・。
 実際のところ、どうなんでしょうね。

 最初に導入した入門セットの車種が、その後のNゲージ鉄道模型趣味にどう影響していくのか(若しくはしないのか)といった統計があると、興味深い結果が出そうです。