今回は、トミックスの新製品である、旧型客車用の「端梁パーツ(品番 PZ6559)」と「ダミーカプラー(品番 PZ6560)」を実際に使ってみます。



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 「端梁パーツ(品番 PZ6559)」と「ダミーカプラー(品番 PZ6560)」。



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 「端梁パーツ」の中身は、「スハ32・オハ35・43・61系用」と「オユ10形用」です。



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 「ダミーカプラー」の中身は、「スハ32・オハ35・43・61系用の電暖ホース付き」「同電暖ホースなし」「オユ10形用」と「ダミーカプラー」です。



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 今回は、トミックスの「 35系樽見鉄道タイプカラー客車(品番 92102)」に使用してみることにしました。

 TNカプラー対応のモデルならポン付け可能と思われますが、他のメーカーのモデルや、トミックス製品でもTNカプラー非対応の古いモデルなどは、取り付けに切り貼り加工が必要になります。



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 編成端のカプラーをダミー化します。
 
 このモデルはトミックス製ですが、TNカプラー非対応ですからポン付けはできません。



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 ネジを回して、台車を取り外しました。



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 カプラーをダミー化するために、台車のカプラーポケットを撤去します。



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 台車を裏側から。
 トミックスの台車は、カプラーポケットの押さえに金属製パーツが使用されていますので、これを外して中のスプリングを取り出し、カットします。



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 台車のカプラーポケットをカットしたところ。



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 取り付けるダミーカプラーパーツが台車の可動範囲に干渉しないか試しながら作業する必要がありますので、カプラーポケットをカットした台車を床板に取り付けます。



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 今回は、「スハ・オハ用の端梁」と「スハ・オハ用の電暖ホース付きダミーカプラー」を組み合わせて使います。

 「写真右側」の組み合わせですね。



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 端梁パーツに組み込んだダミーカプラーを、車体端に仮組みしてみたところ。
 これは上下に厚すぎることが一目で分かります。
  (^^;ゞ



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 上下に厚くなるのは、端梁部分(写真上側)の厚みが加わるためです。



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 ですので、端梁パーツ・ダミーカプラーパーツとも、必要な分だけカットして、車端部に接着することにしました。
 ダミーカプラーの台座自体も、台車の動きに干渉しないように前後を切り詰め。

 デフォルトの「端梁パーツ + ダミーカプラー」と比較すると、かなり切り刻んだことが分かります・・・。



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 ダミーカプラーと端梁パーツの必要部分を、ボディ端に接着して完成!
 なかなか男前になったように思います。



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 車端部分をアップで。
 これはいい雰囲気。



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 デフォルトから・・・。



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 ここまで変わります。
 凄い効果です。
 (^^)

 今回使用した「端梁パーツ&ダミーカプラー」はそれなりに高価なパーツですが、取り付けると見栄えが断然向上しますので、使ってみる価値はあると思います。

 ただ、使用する車両によってはポン付けができず加工が必要になりますので、その点は注意が必要ですね。