中古品として入線したマイクロエースの「9600形」でしたが、レールに乗せて通電してみると・・・。
あれ?
ライトは点灯するけど走り出しませんよ?

ライトが点灯するのに走らないということは、何らかの理由でモーターが回っていないということです。
もうね、本当にやりたくないのですが、分解整備するしかありません。
ボディを外して通電すると、モーターは一瞬だけガッと動くのが分かります。
あれ?
ライトは点灯するけど走り出しませんよ?

ライトが点灯するのに走らないということは、何らかの理由でモーターが回っていないということです。
もうね、本当にやりたくないのですが、分解整備するしかありません。
ボディを外して通電すると、モーターは一瞬だけガッと動くのが分かります。
ボディから抜いて指で動かしてみると回るので、モーターの不具合ではなさそう。
さらに、ネジを外し、テンダーを外し・・・とバラバラにしていきます。
次に、モーターを抜いた後の動輪を手で回してみると・・・ギアが固着しているのか、回るはずの動輪が全く動きません。
ということは、これが原因だろうと。
ですので、動輪を外し、ウエイトを左右に開いて、内部のギアに注油し、指で回してアタリをつけます。
動輪を車体に組み上げ、再度アタリをつけたうえでモーターを差し込んで通電すると・・・。
今度はモーターが回り、軽やかに走り始めました。
で、バラバラになってしまった主連棒やクロスヘッドをまとめ上げて、部品を曲げてしまわないように、慎重にシリンダーに通していくのですが・・・これが一番大変です。
(>_<)
足回りが整ったら、ボディを被せて完成!
ちゃんと走るようになりましたので、ひと安心です。
蒸気機関車の分解整備はとても疲れますね。
必要に迫られて分解整備に挑む際は、工程の途中で写真を撮っておくことをお勧めします。
動輪周りの組み上げに、とても役に立ちました。
(^^;ゞ
次に、モーターを抜いた後の動輪を手で回してみると・・・ギアが固着しているのか、回るはずの動輪が全く動きません。
ということは、これが原因だろうと。
ですので、動輪を外し、ウエイトを左右に開いて、内部のギアに注油し、指で回してアタリをつけます。
動輪を車体に組み上げ、再度アタリをつけたうえでモーターを差し込んで通電すると・・・。
今度はモーターが回り、軽やかに走り始めました。
で、バラバラになってしまった主連棒やクロスヘッドをまとめ上げて、部品を曲げてしまわないように、慎重にシリンダーに通していくのですが・・・これが一番大変です。
(>_<)
足回りが整ったら、ボディを被せて完成!
ちゃんと走るようになりましたので、ひと安心です。
蒸気機関車の分解整備はとても疲れますね。
必要に迫られて分解整備に挑む際は、工程の途中で写真を撮っておくことをお勧めします。
動輪周りの組み上げに、とても役に立ちました。
(^^;ゞ

コメント
コメント一覧 (4)
やはりマイクロ製品は度胸と細心さが必須です。分解メンテに踏み切る度胸と、予備パーツ無しでも再組み立て完了させ無事に動くようにする細心さが。どの製品でもそうですが、嵌め込み組み立て式ってのは1番バラシ難いです。
またも長い余談で……。
当方で完全分解した経験ある蒸機はKATOの先代C11くらいです。あれはまだ楽な方なのですね……。20年あまり昔のこと。貰い物でC11があったのですが除煙板やロッドにモーターまで脱落していました。先代の総本山でASSYパーツを求め静態保存機として外観のみ復元しました。これはかつてのバイト先、初代KOれーるランドのレイアウト空きスペースの小公園に奉納しました。初代れーるランドが取り壊され数年過ぎた現在、そのC11がどうなったかは知らず……
他に車体外しまでした蒸機はtomixのBタンク小型SL(パーシー動力流用、B20っぽいボディ)くらいです。カプラー交換のためです。これは実質的にTTゲージ相当だと思います。元々tomixのトーマスシリーズはtomixのレールシステム上で可能な限り大きく作ってありました。アニーとクララベルはかなり腰が高い造りです。幅は新幹線並みでしょう。
コメントありがとうございます。
蒸気機関車は、モーターの回転がギアでダイレクトに動輪に伝わっていますので、台車が左右に回転する電機やディーゼル機と比べると、構造は意外と単純・・・な気もします。
ただし、それは動力周りの話で、動輪のロッド類を破損させずに分解し、組み立てるのにはやはり神経を使いますね。
当鉄道のM車は、幸いにも動かなくなったものはありませんが、不動となった車両をレイアウトに保存機として設置するというのはオーソドックな手法のようですね。
余生を静かに送ることができるM車は、幸せだと思いますが・・・C11の行方は気になりますね。
トミックスのトーマスシリーズが大柄だというのは気が付きませんでした。
また、大型機ではエドワードは発売されましたが、ゴードンは発売されなかったとか。
プラレールではベストセラーになっていますが、Nゲージでは購入層が合わなかったのでしょうね。
ただし蒸機ではなくtomixブランド初代のED75ですが。昨日に越谷ポポンで腕試し兼ネタ枠として1,800円で購入。店員氏の好意で試走。一応動くけどつっかえつっかえしている感じ。
帰宅後は慎重かつ大胆に分解掃除。造りはナインゲージのままですが国産化され前面窓枠に色挿しされていないのが特徴。ダイキャストに目立つ変形は無し。車輪もまあ骨董品にしては悪くない状態。ゴムタイヤは失われていたので現行品のΦ7.7用を装着。
台車は酷く固いながらも現行品みたいに外せました。やはり綿埃など少し内部にあり。モーターはブラシ摩耗粉がありそうなので、クレ製パーツクリーナー(プラスチックセーフ)を噴射。他の接点や車輪も洗浄。
車輪は片側絶縁、ダイキャスト本体は一体成形の大きなもので、モーターを載せたらネジ4本でフタ状のダイキャスト板を固定する構造。現行品みたいな通電方法ではなく、台車枠上面にコの字型金属板を前後に分けて載せ、これがダイキャスト本体下端の端子経由でモーターへ通電すると判断します。昔のHOに近い構造という印象。車輪が片側絶縁なのもその影響でしょう。
しかし片側台車の車輪が非常に回り難い状態。モーター軸と車軸のギアは金属ですが、その間の平ギアだけプラ製ゆえ微妙なギヤ歯欠けが連続。グリスや注油でも改善せず。欠けたギヤを外し問題ない台車へゴムタイヤ車輪を集約。KATO小型車両動力と同じく片側台車駆動にしたわけです。試走線では一応クリアですが、長く線形が色々ある貸しレイアウトはまだ未確認。馬力も落ちていそうですし…
コメントありがとうございます。
トミックスの初代ED75形は、現在の目で見るとさすがに厳しいものがありますが、私が小学生だった昭和50年代では、安値な入門機としてそれなりに需要があったように思います。
それにしても、かなり手間をお掛けになったようですね。
古いモデルでも愛着を持って仕上げれば何とかなる!の好例ですね。
昭和のM車は重いので、片側台車駆動でも平地ならそれなりに牽引力を発揮できそうですが、登坂となるとちょっと心配・・・かな。