マイクロエースの「70系電車・新潟色」に増結して往時の10両編成を楽しむために、鉄コレの「国鉄70系上越線 4両セット」を探していたところ、東京出張の折に入手することができました。



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 パッケージの表側。



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 パッケージの裏側。



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 このセットの特徴は、先頭車の片方が切妻の「クハ75形(写真右側)」になっているところです。
 「クハ75形」は、元は二等付随車であった「サロ75形」に運転台を設置した改造車。
 湘南顔の「クハ76形(写真左側)」とは表情が全然違っているうえに、側面の窓配置も異なっていますね。



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 「クハ76形」と「クハ75形」。



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 正面から。
 「クハ75形」は、「101系」のようなお顔です。



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 「クハ76形」のサイドビュー。



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 こちらは「クハ75形」。



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 鉄コレのモデルは、そのままではNゲージ鉄道模型として走らせることはできませんので、別途パーツを購入してN化を試みます。

 今回は金属車輪セットとパンタグラフを用意しました。
 私の運用ではマイクロエースの編成と併結するのが前提なので、動力ユニットは不要です。



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 「クハ75形」の先頭部裏側。
 このプラ車輪を金属車輪に置き換え、「クハ76形」との連結に備えて「TNカプラー」を取り付けます。
 台車に固定されているスノープロウも、切り離してボディ側に接着します。



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 ボディを外すと、車内のモールドはこんな感じです。



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 デフォルトの連結部分。

 毎回思うのですが、デフォルトのパンタグラフはトイライクで、せっかく細密にモデル化したボディと全然合っていません。
 軟質素材を用いるとかして、もう少し繊細な表現にできないのかなぁ。
 そのために少しくらいお値段が上がっても、不満は出ないと思うのですが・・・。



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 パンタグラフを交換し、オマケに付いていたランボードを取り付けました。
 また、カプラーも「KATOカプラー密連形」に交換しています。



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 カプラーを普通に交換すると、車間はこんな感じ。
 ものすごく実感的で喜んでいたのですが・・・。



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 トミックスの「C243」で車体が干渉してしまうことが判明。
 (>_<)

 当鉄道のスタンダードは、最低でも「C243」をクリアすること。
 そうでないと、レンタルレイアウトには持ち込めませんからね。



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 そこで、片側(この場合、写真左側)にだけ附属のアダプターを取り付けます。



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 今度は車体が干渉することなく「C243」を通過できました。



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 両「クハ」の先頭部に「TNカプラー」を取り付け、台車から切り取ったスノープロウを接着します。



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 TNカプラー同士の連結面。



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 いいんじゃないでしょうか。



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 こういう雰囲気、好きですね。
 (^_^)



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 10両編成で走らせる場合は、この2両を編成中に組み込み、ヘッド&テールライトが点灯するマイクロエースの「クハ」を編成端にセットするつもりです。



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 パーツ代は別途かかりましたが、無事N化できました。
 あぁ、レンタルレイアウトで試運転がしたい!

 早くコロナ禍が収まりませんかねぇ・・・。