かつては、Nゲージ鉄道模型のカプラーといえば「アーノルトカプラー」が標準でした。
 この「アーノルトカプラー」は、連結・解放が容易で、信頼性も高いのですが、サイズが大きく、見た目がトイ的という欠点がありました。

 そこで、日本ではKATO、トミックス、マイクロエース、そしてグリーンマックスから、より実感的なオリジナルのカプラーが、それぞれ発売されるに至ったのです。




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 写真左は 「アーノルトカプラー」
 写真中は KATOの「車間短縮ナックルカプラー」(品番 28-187)
 写真右は グリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・短」(品番 8055)です。
 グリーンマックスの製品は、他にもシャンクの長さに「中」と「長」も用意されています。

 「ナックルカプラー」は、機関車、貨車や客車、ディーゼルカーに用いられるものですが、「アーノルトカプラー」と比較すると、大きさの違いは一目瞭然。
 これを用いれば、連結間隔も短縮され、よりリアルな編成を楽しむことができるのです。



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 グリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・中」の取り付け例。
 「中」はシャンクが少し長いので、奥まった台車に取り付ける際に使用します。



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 「中」どうしで連結すると、こんな感じです。



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 KATOの「カニ24 100番台」(左)にはグリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・中」を、トミックスの「カニ24形 0番台」(右)にはKATOの「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けた例。
 台車のカプラーボックスから車体端部までの距離に応じて使い分けています。



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 「ED76形」(左)にはKATOの「車間短縮ナックルカプラー」を、「カニ24形 100番台」(右)にはグリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・中」を、それぞれ取り付けた例。
 車間はものすごく実感的になりますが、カーブ区間で「ED76形」側の首振りが不足してしまうのには注意が必要です。



 同じ車間短縮ナックルカプラーでも、グリーンマックス製の方がナックル部分が小さく、格好がいいのですが、こちらは残念なことにKATOの標準である「KATOカプラー」と連結ができない点には注意が必要かも。

 KATOの「車間短縮ナックルカプラー」は、ナックル部分が開いているため「KATOカプラー」との連結が可能で、汎用性ではこちらの方が上。
 同じメーカーの製品ですしね。

 メーカーはボギー台車に使うように推奨していますが、ウチではグリーンマックスの「短」を、KATOの2軸貨車にも取り付けています。
 スプリングは必須ですが、C243もクリアできますよ。



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 2軸貨車どうしの連結例。
 「ヨ5000形」(左)、「ワラ1形」(右)ともにグリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・短」に交換しています。
 車間はここまで短縮され、C243もクリアします。


 
 ただ、「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けると、レール上で車輌をコツンと当てる自然連結ができなくなるので、車輌端をいちいち持ち上げながら連結させていく必要があります。
 長大な貨物列車に取り付けた場合などは、編成にちょっと手間がかかりますね。

 とはいえ、見た目もよく、車輌間隔が実感的になるので、交換の手間と費用を惜しまないのであれば(それが問題なのですが)、とてもオススメのパーツです。
 (^_^)