「ED74形」は、1962(昭和37)年に登場した北陸本線向けの交流式電気機関車です。
北陸トンネルの開通に合わせ、トンネル区間を含む勾配区間を「EF70形」が、前後の平坦区間をこの「ED74形」が担うという運用思想の元に開発されましたが、結局「EF70形」を通しで運用した方が効率がよいとされたため、「ED74形」はわずか6両で製造が打ち切られてしまいます。
その後、1968(昭和43)年のダイヤ改正で九州の日豊本線に転属になり、ブルートレインの牽引などに活躍しましたが、軸重制限がネックとなり、1978(昭和53)年のダイヤ改正で運用が停止され、長期間留置の後、1982(昭和57)年に全車が廃車となってしまいました。
「ED74形」は、マイクロエースが2004(平成16)年に北陸本線仕様(品番 A0170)と九州仕様(品番 A0171)をそれぞれ模型化しています。
私が今回入手したのは、「九州仕様」の「ワケあり品」です。

この「ED74形」は、基本的には「EF70形」をD級機にしたような、ほぼ同一設計の機関車です。
関東や関西で活躍したことがなく、製造数も少ないので、それほどメジャーな機関車ではないと思うのですが・・・。
マイクロエースが模型化しているのはさすがです!

「ワケあり品」だったのは、パンタグラフが片方(写真右側)破損していたためです。

調べてみたところ、実車の「ED74形」は「PS100C形パンタグラフ」を装備していたそうなので、KATOのASSYパーツを入手。

ところが、取り付けの形状が全然違っています。
マイクロエース(左)はガイシごと屋根上に、KATO(右)は屋根上のガイシの上に設置する方式のようなのです。

「どうしようか」と思案していましたが・・・。

マイクロエースのパンタグラフを、ガイシの土台部分だけを残してカットし、その上にKATOのパンタグラフを接着することにしました。

接着してみたところ。
パンタグラフから伸びるモールドが良い感じです。

接着したKATOのパンタグラフを横から見たところ。
当然のことながらパンタグラフの位置が少し上がってしまいますが、模型の大きさでは違和感はありません。

KATOのパンタグラフを畳んでみたところ。

こちらはデフォルトのマイクロエースのパンタグラフ。
KATOの「PS100形パンタグラフ」は下枠が豪快に2本になっているのに対し、こちらは控えめな表現です。

パンタグラフを上げて比較してみます。
左がマイクロエースのパンタグラフ、右がKATOのパンタグラフ。
マイクロエースの方は繊細な作りで、KATOの方は上下させても動きがタフな感じです。

パンタグラフの違いはメーカーの個性であり、好みの問題でもあるのですが、私はふたつともKATOのパーツに交換しました。

KATOのパンタグラフに交換後の屋根上。

この「九州仕様」モデルの車体番号は「5」です。
北陸本線仕様(品番 A0170)の車体番号は「2」。
明かり取りの窓に縁取りがないのは、実車のとおりです。

フロントビュー。
カプラーは標準ではアーノルトタイプ。

KATOのナックルカプラーに交換することにします。

まず、「かもめナックル」を試してみます。

後部の凸部分をカットしてアーノルトカプラーと交換してみましたが、「かもめナックル」ではナックル部が線路から高くなりすぎて、他の車両とうまく連結できませんでした。

そこで、今度は「EF66前期形ナックル」を試してみます。
そのままではカプラーホルダーに収まらないので、後部をカット。

カプラーの首振りに問題がないか確認して、車体に取り付けます。

KATOの「ワ12000形」と連結。
今度は高さがピッタリ。

カプラー交換のついでに、スカートにモールドされているホースをマジックで黒く塗りました。

カプラー交換後のフロントビュー。
テールライトが成型色のままなのが気になるので、ここは後で色を差すことにします。

D級交流機の代表とも言える「ED75形(左・トミックス)」と連結してみました。
実車の全長は、どちらも14.3mです。

フロントビュー。
貫通扉を備える「ED75形」と非貫通型の「ED74形」。

「ED74形(右)」のヘッドライトは、ボディに埋め込まれてるのが特徴です。

北陸本線で一緒に活躍した「EF70形(左・マイクロエース)」と。

「EF70形」の充実に伴い、北陸本線から九州に転属していった「ED74形」ですが、その「EF70形」も「EF81形」に追われるように、一部が九州へ。
その後、どちらも九州の地で廃車となっていきました。
何という皮肉でしょうか。

テールライトが赤の成型色のままだったので、茶色のマジックで色を差してみました。
マジックのインクは透過性が高いため、下地が透けてなかなか良い感じになります。

北陸で活躍するために生まれ、遠く離れた九州で終焉を迎えた「ED74形」。
こういった物語がある機関車は好きですね。
模型はとてもスムーズに走ります。
パンタグラフも載せ替えたことですし、ウチでは「EF70形」と一緒に活躍してもらいます。
(^_^)
北陸トンネルの開通に合わせ、トンネル区間を含む勾配区間を「EF70形」が、前後の平坦区間をこの「ED74形」が担うという運用思想の元に開発されましたが、結局「EF70形」を通しで運用した方が効率がよいとされたため、「ED74形」はわずか6両で製造が打ち切られてしまいます。
その後、1968(昭和43)年のダイヤ改正で九州の日豊本線に転属になり、ブルートレインの牽引などに活躍しましたが、軸重制限がネックとなり、1978(昭和53)年のダイヤ改正で運用が停止され、長期間留置の後、1982(昭和57)年に全車が廃車となってしまいました。
「ED74形」は、マイクロエースが2004(平成16)年に北陸本線仕様(品番 A0170)と九州仕様(品番 A0171)をそれぞれ模型化しています。
私が今回入手したのは、「九州仕様」の「ワケあり品」です。

この「ED74形」は、基本的には「EF70形」をD級機にしたような、ほぼ同一設計の機関車です。
関東や関西で活躍したことがなく、製造数も少ないので、それほどメジャーな機関車ではないと思うのですが・・・。
マイクロエースが模型化しているのはさすがです!

「ワケあり品」だったのは、パンタグラフが片方(写真右側)破損していたためです。

調べてみたところ、実車の「ED74形」は「PS100C形パンタグラフ」を装備していたそうなので、KATOのASSYパーツを入手。

ところが、取り付けの形状が全然違っています。
マイクロエース(左)はガイシごと屋根上に、KATO(右)は屋根上のガイシの上に設置する方式のようなのです。

「どうしようか」と思案していましたが・・・。

マイクロエースのパンタグラフを、ガイシの土台部分だけを残してカットし、その上にKATOのパンタグラフを接着することにしました。

接着してみたところ。
パンタグラフから伸びるモールドが良い感じです。

接着したKATOのパンタグラフを横から見たところ。
当然のことながらパンタグラフの位置が少し上がってしまいますが、模型の大きさでは違和感はありません。

KATOのパンタグラフを畳んでみたところ。

こちらはデフォルトのマイクロエースのパンタグラフ。
KATOの「PS100形パンタグラフ」は下枠が豪快に2本になっているのに対し、こちらは控えめな表現です。

パンタグラフを上げて比較してみます。
左がマイクロエースのパンタグラフ、右がKATOのパンタグラフ。
マイクロエースの方は繊細な作りで、KATOの方は上下させても動きがタフな感じです。

パンタグラフの違いはメーカーの個性であり、好みの問題でもあるのですが、私はふたつともKATOのパーツに交換しました。

KATOのパンタグラフに交換後の屋根上。

この「九州仕様」モデルの車体番号は「5」です。
北陸本線仕様(品番 A0170)の車体番号は「2」。
明かり取りの窓に縁取りがないのは、実車のとおりです。

フロントビュー。
カプラーは標準ではアーノルトタイプ。

KATOのナックルカプラーに交換することにします。

まず、「かもめナックル」を試してみます。

後部の凸部分をカットしてアーノルトカプラーと交換してみましたが、「かもめナックル」ではナックル部が線路から高くなりすぎて、他の車両とうまく連結できませんでした。

そこで、今度は「EF66前期形ナックル」を試してみます。
そのままではカプラーホルダーに収まらないので、後部をカット。

カプラーの首振りに問題がないか確認して、車体に取り付けます。

KATOの「ワ12000形」と連結。
今度は高さがピッタリ。

カプラー交換のついでに、スカートにモールドされているホースをマジックで黒く塗りました。

カプラー交換後のフロントビュー。
テールライトが成型色のままなのが気になるので、ここは後で色を差すことにします。

D級交流機の代表とも言える「ED75形(左・トミックス)」と連結してみました。
実車の全長は、どちらも14.3mです。

フロントビュー。
貫通扉を備える「ED75形」と非貫通型の「ED74形」。

「ED74形(右)」のヘッドライトは、ボディに埋め込まれてるのが特徴です。

北陸本線で一緒に活躍した「EF70形(左・マイクロエース)」と。

「EF70形」の充実に伴い、北陸本線から九州に転属していった「ED74形」ですが、その「EF70形」も「EF81形」に追われるように、一部が九州へ。
その後、どちらも九州の地で廃車となっていきました。
何という皮肉でしょうか。

テールライトが赤の成型色のままだったので、茶色のマジックで色を差してみました。
マジックのインクは透過性が高いため、下地が透けてなかなか良い感じになります。

北陸で活躍するために生まれ、遠く離れた九州で終焉を迎えた「ED74形」。
こういった物語がある機関車は好きですね。
模型はとてもスムーズに走ります。
パンタグラフも載せ替えたことですし、ウチでは「EF70形」と一緒に活躍してもらいます。
(^_^)

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