「キハ47形」は、1977(昭和52)年に登場した「キハ40系」に属するディーゼルカーで、ラッシュ時の乗降性を向上させるために、両開き扉を2カ所に配置したタイプです。

 Nゲージでは、1980(昭和55)年にエーダイが最初に模型化しましたが、同社が倒産したために、その後は学研が引き続き販売していました。

 中古ショップでジャンク品扱いのT車を発見。
 少年の頃に欲しかったモデルなので、迷わず購入です。




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 「GAKKEN N」のパッケージ。
 品番は222です。

 品番222のモデルは当時1,900円でしたが、後に2,100円に値上げされたようです。
 アーノルトカプラーが標準装備ですが、学研(エーダイ)の同カプラーは首振りにバネを使わないという独特の構造になっています。



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 ボディを外してみたところ。
 本来、この品番のモデルはヘッド&テールライトが点灯するのですが、今回の個体は残念ながら点灯しませんでした。

 まぁ、KATOのモデルの編成中に組み込めばいいので気にしません。
 (^_^;ゞ



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 オリジナルのままでも味わい深いモデルなのですが、どうせなら編成を組んで走らせたいので、カプラーを「KATOカプラー」に交換。

 また、ヘッドライトのリムに銀色を入れました。



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 KATOの「キハ47形(左)」と。
 並べてみるとかなり違って見えます。

 車体の上半分はKATOのモデルの方が実車に似ていますが、下半分の断面では負けていないのでは!?


 

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 「キハ40系」は、エーダイが模型化した頃は最新型のディーゼルカーでしたが、他のメーカーからはしばらくの間発売されなかったので、このシリーズは人気がありました。


 
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 サイドビュー。
 トイレ付きの「0番台」です。

 KATOが「キハ47形」を模型化した際、何故か当初はトイレ無しの「1000番台」のみで、「0番台」が発売されるまでずいぶん間が開いたため、このモデルは重宝されていたものです。



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 サッシには銀色が入れてあります。
 床下の表現も、当時としてはなかなかのもの。



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 トイレと屋根上の水タンク。



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 妻面の比較。
 左がKATOの「キハ47形」で、右が学研の「キハ47形」。

 水タンク設置の関係で断面が異なっています。



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 連結面。
 左がトイレ付きの学研、右がKATOの「キハ47形」



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 せっかくなので、学研のモデル(右)にはトミックスのジャンパ栓パーツを取り付けて、ディティールの向上を図ってみます。



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 ちょっと見栄えが良くなったかな?
 


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 前面どうしで連結。
 左がKATO、右が学研のモデルです。

 スカートの角度が全然違いますね。



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 連結面を斜めから。



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 学研(エーダイ)のディーゼルカーは、この「キハ40系」や「キハ55系」など、当時他のメーカーが発売していないものが多かったですね。

 ただ、価格帯がKATOの製品よりもやや上で、私がお小遣いを貯めて買うには、少~しハードルが高かったです。
 (^_^;ゞ



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 KATOの「キハ40系」と混結しても、あまり違和感がありません。

 当時、学研(エーダイ)のディーゼルカーは評価が高かったのですよ!



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 35年以上も前に発売されたモデルですから、最新のモデルと比較できる性質のものではありませんが、長らく欲しかったモデルなので手元に来てくれて嬉しい限り。

 これからどんどん走らせていきます!
 (^_^)