「タキ43000形」は、1967(昭和42)年に登場したタンク車です。
 当時は「日本オイルターミナル」と「日本石油輸送」が所有する私有車でした。

 これは古くから模型化されているKATOのモデルで、品番は「8013」です。

 KATOの「タキ43000形」は、2016(平成28)年の6月に塗色・会社別に仕上げられた新仕様が発売されたので、このモデルは旧製品ということになります。



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 「タキ43000形」は、荷重43t。
 荷重15tである「タム500形」と比べると、3倍近い量のガソリンを運ぶことができます。  



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 現行モデルでは、所有会社は車体色に合わせてボディに印刷済みですが、このモデルでは付属のシールを貼って仕上げます。

 しかし、シールは紙製なうえ、正円に切り抜くのは至難の業!
 なので、私は貼らずにそのままにしています。
 (^_^;ゞ

 また、このモデルは青15号のボディで模型化されていますので、基本的には「日本オイルターミナル」所有の車両ということになると思うのですが・・・。

 青いボディのまま「日本石油輸送」に移籍した車両もあるようなので、(車体番号のことを考えなければ)どちらに仕上げてもいいのでしょう。



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 サイドビュー。
 中央部が太い異径タンクが目を引きます。



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 デッキ部分。
 カプラーは、グリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・短」に交換しています。



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 車体番号は「43135」。
 1968(昭和43)年から1974(昭和49)年にかけて製造された100番台です。



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 「100番台」の台車は、当初の「TR210形」から、コロ軸受に改良された「TR214形」に変更されています。



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 タンク上部。
 古いモデルですが、細かいモールドが施されています。



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 角度を変えて。



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 「車間短縮ナックルカプラー・短」での連結間隔は、こんな感じです。



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 ブレーキハンドル。



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 タンク車は会社のマーキングも見所のひとつなのですが、このモデルを付属の紙製シールで美しく仕上げるのは、なかなか難しいと思います。

 社外品のインレタを用いるという方法もあるのですが・・・。
 (^_^;ゞ

 とはいえ、迫力の極太ボディは魅力的。

 本来はタンカー列車を仕立てるのが正しいと思うのですが、私は普通に貨物列車に混結して楽しんでいます。