「EF71形」は、1968(昭和43)年に登場した国鉄の交流式電気機関車です。

 奥羽本線の急勾配区間である「板谷峠」において、主に「ED78形」とペアを組んで活躍しました。

 トミックスの「EF71形」は、1981(昭和56)年に初代モデルが発売され、その後1991(平成3)年に2代目モデルが「50系客車」と同梱されて、「惜別 板谷峠」のセット(品番 92902)として販売されました。
 2代目モデルは、その翌年に単品でも販売されています。

 今回のモデルは、トミックスでは3代目となる現行品で、「品番 2144(一次形)」。

 現行品とはいっても、発売は2001(平成13)年とやや古いため、前面手すりが別パーツではなくモールド表現であったり、カプラー解放てこがないなど、最近の同社のモデルと比較すると少し見劣りする仕様となります。

 「EF64形 1000番台」と同様、通販サイトで中古の特売品を入手。
 めちゃくちゃ安かったです。
 (^_^)



21
 カプラーはKATOの「かもめナックル」に交換済みでした。

 トミックスの「品番 2144」は一次形。
 二次形は「品番 2145」となっており、電暖表示灯やテールライト、ダクトの表現などが作り分けられています。

 この「EF71形」は、当時の交流機として最高の出力を誇っていたため、「交流機関車最強」などと派手に評価されたこともあったようですが、実際には「最高出力=最高の牽引能力」という単純なものではないそうですね。



20
 サイドビュー。
 さすがにF級機、ボディが長いです。
 日本では、交流式のF級機として量産された機関車は「EF70形」と、この「EF71形」のみです。



19
 同じトミックスの交流機で長さを比較してみました。

 上から「EF71形(18.5m)」、「ED76形(17.4m)」、「ED75形(14.3m)」です。



18
 ウチの交流機は、何故かトミックス製ばかりになってしまいました。
 (^_^;ゞ
 逆に、直流機はKATOが多いです。



17
 ヘッドライト点灯。
 LEDだと思うのですが、他の機関車よりも暗く感じます。

 ナンバープレートが取付済みだったのはさておき、接着剤のはみ出しが目立つなぁ・・・。



16
 そこで、スカート周りにスミ入れを施すと同時に、はみ出した接着剤をつまようじの先で可能な限り巻き取りました。


 
15
 反対側。
 こちらは少しおとなしい印象。



13-1
 運転席の窓上には、つらら切りを装備。
 当初、冬季は窓ガラスを防御するプロテクターを装備していたそうですが、視界不良になると不評だったのだとか。

 模型でも、運転席の窓周りにプロテクター装着用のボルトが表現されています。



13
 電暖表示灯は別パーツ。
 「一次形」のものは上下に短いタイプ。


 
12
 ナンバープレートを接写すると、接着剤のはみ出しが目立ちます。
 ・・・実際の模型のサイズでは、目を凝らして見ても分からないのですが・・・。

 ところで、このモデルではセットされているナンバープレートにおかしな点が。
 ナンバープレートは、機関車1両あたり同じ番号のものが4枚必要なはずなのですが、このモデルで4枚入っているのは「1号機」と「15号機」の分だけ。

 「3号機」、「7号機」、「8号機」、「14号機」のナンバープレートは2枚しか入っていないため、この機関車を2両買わないと4枚揃えられないのです!

 「EF71形」は重連が多かったとはいえ、これはちょっとあんまりな仕様では・・・。
 (>_<)

 ちなみに、このモデルは「8号機」になっていました。
 前のオーナーさんが2両買って仕上げたに違いありません!



11
 トミックスの「ED75形(左)」と。
 基本的なパーツ配置が同じで、非常によく似たフェイスです。



10
 ジャンパ栓が多い「EF71形(右)」の方が無骨な印象かな。



09
 トミックスの「ED76形(左)」と。


 
08
 「ED76形(左)」は貫通扉がないので、印象が異なります。



07
 「50系客車」を牽引して、「惜別 板谷峠セット」の雰囲気で。
 (^_^;ゞ



06
 「50系客車」もトミックスのモデルです。



05
 連結部分。



P9030007
 この「EF71形」のハイライトは、「キハ181系」の特急「つばさ」を牽引しての板谷峠越えだと思うのですが・・・。

 ウチの「キハ181系」はトミックス製で、先頭車のカプラーはダミーのままなので、いまは連結できません。
 (>_<)

 これはレール上での「なんちゃって連結」です。



P9030003
 車高にけっこうな差があります。



P9030005
 「キハ181系」のダミーカプラーをどうしよう。
 ボディマウントのKATOカプラーが必要な気が・・・。



04
 今度は、KATOの「14系客車」を牽引させてみました。
 実際には「20系客車」や「24系客車」を牽引していたのですが・・・。



03
 「14系客車」なら、臨時特急として「アリ」かなと。
 (^_^;ゞ



02
 力強さを感じさせる、いい面構えです。



01
 強力な機関車でありながら、板谷峠専用のような仕様であったために、他に転用されることなく引退していった「EF71形」。

 こういった物語性が強い機関車には惹かれますね。

 最新のKATO製「EF71形」は素晴らしい出来ですが、品薄な上に高価なので、ウチではトミックス製中古モデルの導入となりました。

 とはいえ、走らせて楽しむNゲージ鉄道模型としては十分以上です。

 本来は同機種どうしか「ED78形」との重連で運用されることが多かった「EF71形」ですが、ウチでは単機で頑張ってもらいます。