「クモユニ81形」は、「80系」に属する郵便・荷物合造の電車で、往時は「80系電車」に編成されて東海路を走っていました。

 これはグリーンマックスの完成品モデルで、2012(平成24)年に発売されたT車(品番 4317)。
 当時の価格は、5,800円でした。

 京都を旅行中、立ち寄った中古ショップのジャンク品の中から発見!
 安かったうえに、KATOの「80系電車」を揃えたばかりだったので、運命を感じて(笑)即保護しました。
 (^_^)



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 湘南色がいい感じの郵便・荷物電車です。



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 この個体は「ライト不灯」と記されていました。
 調べてみると、本来T車は片側だけライトが点灯する仕様になっているのだとか。

 さっそく線路に乗せて通電してみましたが、確かに点灯しません。

 そこで分解してみると・・・なんと、片側の通電板がめちゃくちゃに曲がっています!
 これでは接触不良になるのも道理です。



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 通電板がなるべく真っ直ぐになるように修正し、クリーナーで接点を磨きました。



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 すると、ヘッドライトが見事に点灯!



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 テールライトも点灯するようになりました。



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 さらに、屋根上の避雷器が無くなっていたので・・・。



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 KATOの「EH10形」から、余りパーツの避雷器を持ってきて接着しました。



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 サイドビュー。
 事業用電車独特の窓とドア表現。



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 細かなレタリングもバッチリですが・・・グリーンの塗装が回っていないところがあります・・・。



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 サイドのドア表現。
 「クモユニ81形」は全部で8両が製造されましたが、このモデルのプロトタイプは2号機ですね。



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 フロントビュー。
 こちらはダミーカプラーを装備。
 反対側はアーノルドカプラーが付いていました。

 ・・・うーん、ここもグリーンの塗料が細かいところに回っていません。
 (>_<)

 ・・・私はジャンク扱いで安く購入できたので「しょうがないなぁ」程度で済みますが、定価で購入した方は、価格を考えると納得できないところでは?



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 KATOの「80系電車」と連結するために、TNカプラーに交換です。
 メーカーは「TNカプラーは非対応」としていますが、実際は簡単に交換できます。


 
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 同じグリーンマックスの「80系電車(左)」と。
 この「80系電車」は塗装済みキットの素組みです。

 ディティールが異なっており、「クモユニ81形」は新規金型だと分かります。



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 プラの厚さも全然違いますね。



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 KATOの「80系電車(左)」と。
 


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 KATOの「80系電車」は最終増備車である「300番台」なので、少し近代的かな。



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 KATOの「80系電車(右)」と連結。
 どちらもTNカプラーに換装しています。

 台車は、「クモユニ81形」がDT16形、「クハ86形」はTR48形でしょうか。
 形状が異なりますね。



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 連結間隔は、さすがにバッチリです。



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 角度を変えて。

 

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 少し引いてみました。
 写真ではグリーンの色調が若干異なりますが、実際の模型では気になるほどではありません。



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 「80系電車」の先頭に立つ「クモユニ81形」。
 カッコイイです。
 (^_^)



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 今まで一度も見たことがなかったのに、KATOの「80系電車」を揃えた直後、たまたま立ち寄った旅行先の中古ショップで発見したという、なんとも運命的なものを感じたモデル。 

 こんなことも購入のきっかけになるんですね。

 ジャンク扱いだったのですが、ライトも点灯するようになり、結果的にはお買い得になりました。
 (^_^)