製作中のレイアウトに橋梁のシーナリィを採用する計画なのですが、トミックスの「デッキガーダー橋(品番 3208)」が品切れ中で入手困難なので、KATOの「単線デッキガーダー橋(品番 20-460・20-461)」を導入することにしました。



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 複線となる本線に、各3つ使います。
 赤と緑で異なるカラーを選んだのは、内周線と外周線で色を変えて変化をつけるためです。
 通販で、実店舗よりも安く買えました。



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 ・・・で、肝心の水面の表現なのですが・・・。
 散々考え、悩み抜いた末に(ちょっと大げさ)選んだのが、この「なみいたくん」です。
 これは、端的に表現すると「水面のモールドが施されたPET素材の透明な板」。
 下に敷く素材が透けますので、好みの色を紙に印刷して敷くだけで水面の表現が可能になるというスグレモノなのです。

 「リアリスティックウォーター」などの本格的な素材と比較すると、表現力としては劣ると思いますが、私のようなライトユーザーにはピッタリのアイテム。
 しかも、通販で 800円程度と非常に安上がりです。
 表現が異なる2枚の透明板と、水色、青色の2枚の紙シートが入っています。



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 で、KATO旧製品の「キハ58系」を使い、さっそく試してみました。
 KATOの「単線デッキガーダー橋」には点検・保線用の通路が表現されていますが、列車の足周りまで見えるように、通路が奥側になるよう設置。 
 「なみいたくん」の下には、付属していた青色の紙を敷いています。

 トミックスのレンガ橋脚に KATOの「単線デッキガーダー橋」を乗せてみると・・・。

 なかなかエモーショナルな雰囲気ではないでしょうか。



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 真横から見るとこんな感じです。
 この写真では、「なみいたくん」はレイアウトベースに乗せているだけ。
 実際に使用する際は、スタイロフォームの土台を切り下げて河川を作ります。



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 レンガ橋脚の高さを下げてみました。
 内周線の橋脚高さは、おそらくこれくらいになると思います。
 
下に敷く紙は、青色ではなく深緑色の方が良いかなぁ。

 
「なみいたくん」は、私のように河川(水面)の表現に悩むライトユーザーにはとてもオススメのアイテムです。

 丈夫な素材ですし、ホコリのお手入れも簡単。
 私にとっては、水面の表現はこれで十分ですよ。



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 角度を変えて。
 取り敢えず試してみた結果は、私にとっては良好です。

 何となくですが、日豊本線の「大淀川橋梁」の雰囲気に近づいたでしょうかねぇ。

 河川の製作には、まとまった時間が欲しいところですね。
 週末作業の楽しみができました。