KATOの2022年5・6月発売予定品ポスターに、遂に「ワム80000形」のフルリニューアル品発売が告知されました。



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 これは旧製品・・・と言いますか、現行品の「ワム80000形」。

 KATOの「ワム80000形」は、昭和の時代から現在に至るまで長らく販売されてきましたが、若干オーバースケールとなっています。
 このモデルが発売された当時は、KATOの蒸気機関車が 1/150 スケールよりも少し大き目に模型化されていたことから、それに合わせるためだったのだとか・・・。



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 こちらは保冷仕様の「白ワム」。
 一時期品薄でしたね。



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 これはカラバリ品の「ワム380000形(青ワム)」。



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 KATOの現行品を横から見たところ。
 初期製品には無かったブレーキてこが足回りに追加されています。

 KATOの「ワム80000形」は、実車と比較すると、少ーし背が高くなっているのです。



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 スケール的に正しいとされるトミックスの「ワム38000形・旧製品(写真左側)」と連結してみると、縦横比の違いがよく分かります。



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 KATOの「ワム」3色を連結してみたところ。
 「白ワム」のみ足回りが旧仕様のままです。

 Nゲージの「ワムハチ」としてはKATOのモデルを見慣れているので、実車を見ることがなくなって久しい私としては、これで特に違和感はないのですが・・・。
 他の貨車や機関車とスケールが合わないというのは、KATOとしては看過できなくなってきたのでしょうか。

 しかし、かつて大き目だった機関車に合わせて若干デフォルメされていた「ワムハチ」が、今度は逆に機関車のファインスケール化で大きさが合わなくなってきているというのは・・・皮肉なものですね。



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 KATOの「ワム80000形」は発売期間が非常に長いロングセラーモデルですので、大量に所有されている方も多いでしょう。
 ファインスケールにこだわりが有って、リニューアル品との混結を避けたい場合は、総入れ替えしかないのですが・・・。

 ん?
 ファインスケールにこだわる方は、既にトミックスのモデルを導入されているでしょうから、あまり影響はないのかな?


 ちなみに私は、リニューアル品を追加することはあっても買い替えはありませんね・・・。
 KATOの新旧モデルは「仕様違い」ということで割り切るでしょう。
 ユルいので(笑)。

 しかし、今回の「ワム8000形」のリニューアルに伴って、「EF58形」のフルリニューアルがいよいよ現実味を帯びてきたように感じているのは、私だけでしょうか。
 荷物列車シリーズの充実といい、「EF61形」の発売といい、お膳立てが揃ってきた気がします・・・。
 (^^;ゞ