「キハ55系」といえば、かつて学研が、エーダイの流れを汲むモデルとしてNゲージで模型化していました。
 その後、ウイン(Win)が学研のコピーの様なモデルを発売し、トミックスがHG仕様で締め、今に至っています。



03
 準急色の「キハ55系(トミックス)」。
 「キハ55系」は、この準急色で登場し、その後は急行色、首都圏色と塗り替えられていきました。
 私が「準急色」なるものを初めて知ったのは、少年の頃、模型店で学研の「キハ55系」を見たときですね。
 「こんなカラーがあったのか!」と、なかなかに衝撃的でした。



IMG_1398
 「モデラーズ松永」の大鉄橋を渡る準急色の「キハ55系」。
 準急色とはいうものの、現在のJRには急行列車すら存在しませんので、急行のひとつ手前である「準急列車」というものが何なのか、ピンと来ない方も多いのではないでしょうか。

 かく言う私もその一人ですが。
 (^^;ゞ



04
 実車は見たこともありませんが、この「準急色」というカラーは好きですね。
 登場時、とても明るいカラーとして話題になったようです。



04
 「キハ55系」の走行性能は蒸気機関車が牽引する客車列車を凌ぐもので、全国の非電化区間で活躍しましたが、「キハ58系」が登場すると、次第に置き換えられていきました。



PA260031
 
「sMALL☆wORLD」の駅で、準急色の「キハ55系」が、急行色の「キハ55系」を追い越していきます。



PA090040
 急行色を纏った「キハ55系」。
 同じ急行色でも、「キハ58系」とは雰囲気が全く違います。



PA090038
 「STAGE.1」の高架駅で、編成の先頭に立つのは「キユニ26形(トミックス)」。
 2両目と3両目はウインのモデル。
 トミックスのモデルは高価なので、私は編成の両端に使っています。
 (^^;ゞ



PA090018
 Nゲージ鉄道模型における「キハ55系」の立ち位置って、どんな感じなんでしょう?
 ・・・正直なところ、「キハ58系」や「キハ20系」ほどの人気と言いますか、需要があるわけではなさそうな気はしますが・・・。

 ただ、昭和のディーゼルカーを揃えるなら、押さえておきたい形式には違いありません。 



12
 晩年は首都圏色に塗り替えられました。
 「モデラーズ松永」の築堤を走る6両編成のうち、左側の2両はウインの「キハ55系」です。



PA260077
 「sMALL☆wORLD」にて。

 レンタルレイアウトで、私以外に「キハ55系」を走らせているシーンは、今のところ見たことが無いのですが・・・きっとなかなか出番が来ないだけに違いない、うん。

 「キハ55系」は、「キハ20系」や「キハ58系」とは、また違った魅力がある形式です。
 走る姿を眺めていると、何だかほっこりした気持ちになりますね。