「485系」といえば、国鉄時代の代表的な特急型電車であり、JRとなってからも各地で活躍した形式です。
1968(昭和43)年にいわゆる「ボンネット型」として登場し、1972(昭和47)年からは「電気釜」と呼ばれるスタイルに改められました。
この「485系」は、国鉄の代表的な特急型電車でありながら、不思議なことにNゲージではなかなか模型化されませんでした。
当時のNゲージャーなら、ヤキモキしながら製品化を待っていた思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学研が1977(昭和52)年に、リマが1978(昭和53)年にそれぞれ模型化してくれたのですが、まぁ、何と言いますか・・・当時の目でも、そのデキは今ひとつだったというか・・・。
(^^;ゞ
1981(昭和56)年になると、トミックスから寒冷地向けの「1000番台」が、続いてKATOから「300番台」が相次いで発売され、ここに至って、ようやく満足度が高い「485系」を入手することが可能になりました。
交直両用型として全国各地で見られた形式でしたので、この製品化は歓迎されましたね。
※ このモデルはKATOの旧製品で、ライトリムに銀色を入れています。
ちなみに、初期型の「ボンネットスタイル」である「クハ481」は、1984(昭和59)年にトミックスから発売されていましたが、KATOから発売されたのは、なんと2005(平成17)年になってからでした。
※ 写真は何れもKATOのモデルです。
KATOの「485系」には、当時のKATO製特急型車両に共通の装備として、車体下のネジ穴を専用ドライバーで回すことで4種類のトレインマークから表示を選ぶことができるという「トレインマーク変換装置」が搭載されていました。
「ポポンデッタ」のレイアウトで並ぶ「新旧485系」と「EF65形500番台」。
昭和の国鉄の雰囲気ですね。
この頃、多くの特急列車が「L(エル)特急」と呼ばれていましたね。
懐かしい響きです。
私のモデルでは、ヘッドマークは「白鳥」にしています。
「485系」の特急白鳥は、大阪~青森駅間を13時間40分かけて結んでいたそう。
・・・今考えると、凄い話ですね・・・。
「キハ58形」とすれ違い。
地方の路線では、こういった情景も見られたことでしょう。
走り去る「485系」。
JR化後も、塗色の変更を含め様々な改良が加えられながら運用された「485系」ですが、進む老朽化には勝てず、残念ながら2017(平成29)年に定期運用は終了してしまいました。
晩年の「485系」には様々なバリエーションが生まれましたが、私が好きなのは、やっぱりオリジナルの国鉄色ですね。
「583系」や「24系25形」と並べると、まだ少年だった昭和の時代が、懐かしく思い出されます。
(^_^)
1968(昭和43)年にいわゆる「ボンネット型」として登場し、1972(昭和47)年からは「電気釜」と呼ばれるスタイルに改められました。
この「485系」は、国鉄の代表的な特急型電車でありながら、不思議なことにNゲージではなかなか模型化されませんでした。
当時のNゲージャーなら、ヤキモキしながら製品化を待っていた思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学研が1977(昭和52)年に、リマが1978(昭和53)年にそれぞれ模型化してくれたのですが、まぁ、何と言いますか・・・当時の目でも、そのデキは今ひとつだったというか・・・。
(^^;ゞ
1981(昭和56)年になると、トミックスから寒冷地向けの「1000番台」が、続いてKATOから「300番台」が相次いで発売され、ここに至って、ようやく満足度が高い「485系」を入手することが可能になりました。
交直両用型として全国各地で見られた形式でしたので、この製品化は歓迎されましたね。
※ このモデルはKATOの旧製品で、ライトリムに銀色を入れています。
ちなみに、初期型の「ボンネットスタイル」である「クハ481」は、1984(昭和59)年にトミックスから発売されていましたが、KATOから発売されたのは、なんと2005(平成17)年になってからでした。
※ 写真は何れもKATOのモデルです。
KATOの「485系」には、当時のKATO製特急型車両に共通の装備として、車体下のネジ穴を専用ドライバーで回すことで4種類のトレインマークから表示を選ぶことができるという「トレインマーク変換装置」が搭載されていました。
「ポポンデッタ」のレイアウトで並ぶ「新旧485系」と「EF65形500番台」。
昭和の国鉄の雰囲気ですね。
この頃、多くの特急列車が「L(エル)特急」と呼ばれていましたね。
懐かしい響きです。
私のモデルでは、ヘッドマークは「白鳥」にしています。
「485系」の特急白鳥は、大阪~青森駅間を13時間40分かけて結んでいたそう。
・・・今考えると、凄い話ですね・・・。
「キハ58形」とすれ違い。
地方の路線では、こういった情景も見られたことでしょう。
走り去る「485系」。
JR化後も、塗色の変更を含め様々な改良が加えられながら運用された「485系」ですが、進む老朽化には勝てず、残念ながら2017(平成29)年に定期運用は終了してしまいました。
晩年の「485系」には様々なバリエーションが生まれましたが、私が好きなのは、やっぱりオリジナルの国鉄色ですね。
「583系」や「24系25形」と並べると、まだ少年だった昭和の時代が、懐かしく思い出されます。
(^_^)
コメント
コメント一覧 (8)
国鉄型全般に言えることなんですがやっぱ独特の雰囲気といい威圧感的なもとがすきです。······とか言いつつ485原型を持っていません。
3000と彩だけですが。
僕的にはTOMIXの485系が欲しいです。さらにいうとゆぅトピアが欲しいです。··········すでに485でも無ぇ
JRになってからの485系は短編成化が進みグリーン車すら連結しない列車も増え堂々とした風格は失われてしまいました。
やはり国鉄特急は食堂車やグリーン車を連結してナンボだと思います。
現実世界では車内販売すら廃止が進んでいる昨今ですがせめて模型の世界では末長く全盛期の姿を残したいものです。
コメントありがとうございます。
国鉄型の車両には、仰るように独特の雰囲気がありますね。
ゆぅトピアは、まぁ「485系」つながりと言えますか。
「3000番台」や「彩」は、顔が怖い(笑)ので、私は未所持です。
コメントありがとうございます。
そうですね、かつてのNゲージ本では「4両編成の特急なんてサマにならない」なんて書かれていたものですが、現実には4両編成の特急が誕生して、むしろ模型向きになったという逆転現象が起きました。
私は昭和の特急が好きなので、電車の場合はクハ✕2、モハユニット✕2に加えて、サシ、サロの8両編成を標準にしています。
1M車でそれなりに走れるのも8両編成までかなぁと思いますし、レンタルレイアウトでの見栄えも良いですからね。
485系『白鳥』京都〜長岡、名古屋豪雨の翌日で徐行を強いられ1時間遅れ。無為のフリーターしてたので数年は自費で行ける範囲が制約され、再開後は改造車や塗装変更ばかりになりました。
『北越』『はくたか』は新年徘徊の帰路で荒天に見舞われ、所定の接続を取れず待ちぼうけが2回。『かもしか』『つがる』で大館鶏めし弁当を食した覚えはあります。快速『くびき野』で直江津〜新潟の半室グリーン室に座ると、次の客は現れずとうとう独り占めできてしまいました。
魔改造された青森485系『白鳥』で青函や北東北を抜けたのが数度。津軽線の終列車から乗り継いで津軽今別駅に停まる『白鳥』に青森まで乗ってます。当時の同駅は凄く簡素なホームの無人駅で今の、曲がりなりにも新幹線停車駅の現状とは落差に驚きます。
485系最後の定期運用の糸魚川快速は廃止少し前に乗れました。新潟〜糸魚川は通しで乗れたものの、一泊し糸魚川から乗るも急用により長岡で降りざるを得ず。どちらもモハのパンタ直下の1人掛け席に座ってます。この時はグリーン室満席のようでした。
コメントありがとうございます。
私が乗車した485系の特急は、実は「有明」だけです。
地元である博多から大阪、東京に行く際は、新幹線を使いましたからね。
今は、移動はもっぱら自家用車ですし、列車に乗る機会は本当に減ってきました。
485系、殊に電気釜の仕様は直流仕様の183系と併せてどこにでもいる、どこでも見かける特急の最右翼でしたね。
私の場合は殆ど「やまびこ」ばかりでKOUさんと逆に「特急電車に485系以外の選択肢がない」状態でしたが、秋田新幹線開業前の時期に秋田行きの「たざわ」に乗った時にはやまびこに比べてあまりに短い編成に「まるでKATOの基本セットじゃんか」とか思ったものです。
実は今回の記事に触発されて先日485系のひとり運転会をやりましたが近いうちにブログで上げたいと思っていますのでその折は御笑覧ください。
私が最も目にしていた485系の列車は「有明」でしたね。
通学時に国鉄の踏切がなかなか上がらず、悠々と通過していく「有明」を毎朝のように見ていました・・・イライラしながら(笑)。
「たざわ」は、5両編成の他に3両編成もあったのですね。
基本セットに例えてしまうあたりが、やはり鉄道模型モデラーの心根ですね。
運転会のブログ記事、アップされるのを楽しみにしております。