マイクロエース製蒸機を、先輪の交換によってディティールアップしていく試みを続けています。

 今回は「D60形」です。



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 マイクロエースの「D60形」は、原型機である「D50形」とともにボディが逞し過ぎるようで、あまり評価が高いモデルとは言えないようですが、私は嫌いではありません。
 (^^;ゞ

 このモデルは「品番 A6902」の「D60-31 直方区」です。



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 プレート先輪のモデルですので、使うパーツは「E10形」の時と同じ。
 KATOの「C62-2 北海道形 先台車(品番 2017-2D3)」です。

 「E10形」で1個使ったので、余っていた1個を「D60形」に使いました。



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 デフォルトの先輪(写真左下)も黒色メッキされてはいますが、KATOのパーツ(写真右上)と比較すると、やはり幅の厚さが目立ちます。




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 横から見たところ。
 左側がマイクロエースで、右側がKATOの先輪。

 車輪の直径が、かなり違っています。



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 これは交換前のフロント部分。




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 交換後。
 
 けっこう雰囲気が変わりましたよ。




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 今度は、前方から交換前との比較。
 これは交換前。



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 交換後。

 うーん。
 横から見ると先輪を交換した効果は確かにあるのですが、前方から見た際に・・・たとえば「C51形」の時ほどの効果は感じられない気がするのは何故だろう・・・?

 おそらく、この「D60形」の場合、梁端下の隙間が同社製の他の蒸機よりも小さいため、もともと先輪付近の粗が目立たないのでしょう。

 まぁ、それはそれで悪いことではないか・・・。
 (^^;ゞ

 パーツ交換の効果は他機種と比較すると今一つな気もしますが、今回はこれで良しとします。