さて、前回の「E10形」に続いて、今回は同じくマイクロエースの「C51形」に、プチ・ディティールアップを施すことにします。



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 このモデルは、「品番 A6602」の「C51形 住山式」です。
 デフォルトの状態では、銀メッキされた幅広の先輪が目立ちますし、端梁下部に覗く箱状の先台車も今一つな感じです。



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 そこで、KATOのパーツと交換します。
 今回使ったパーツは、「品番 2023D3」の「C57 4次形 先台車」です。
 「C57形」の再生産に合わせて、このパーツも再販されました。



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 車輪を比較してみます。

 写真左下がデフォルトの先輪、写真右上がKATOの先輪です。
 あまりの違いにビックリですが、マイクロエースの「C51形」が発売されたのは 21年も前の2000(平成12)年ですから、単純に比較してどうこうとは言えません。
 


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 横から見たところ。

 マイクロエースの先輪と比べると、KATOの先輪の方が直径が大きいですね。
 また、マイクロエースの先輪はスポークが抜けていませんが、KATOのパーツはスポークが抜けているのが分かります。



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 それでは、交換してみましょう。
 これは交換前の先輪付近です。



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 先輪の交換後。
 先輪が一回り大きくなりましたよ!
 また、スポークが抜けた分、実際の模型では立体的に見えるようになりました。



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先輪の交換後を斜め前から。
 さらに、先台車のフロント部分に、KATOのパーツから排障器のモールドを切り取って接着します。

 スノープロウを取り付けて先台車を隠すという方法もあるのですが、それだと重厚なイメージになってしまいます。
 「C51形」といえば、私の中では東海道本線を颯爽と駆け抜けるイメージなので、軽やかなスタイルに仕上げます。




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 先台車にKATOのパーツから切り取った排障器を接着。
 ・・・なんだか見違えるようになりました。



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 加工の前後を比較してみます。
 こちらは加工前。



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  加工後。

 心なしか、狭軌感もアップしたような気がします。
 これは加工した甲斐がありますね!

 お手軽な割に効果は抜群に高いので、これはオススメの工作ですね。