「EF30形」は、関門トンネル専用として開発された交直両用電機機関車で、1961(昭和36)年に登場しました。

 量産型としては世界初の交直両用電気機関車であり、長大な海底トンネルである関門トンネルにおける塩害を防ぐため、車体はステンレス製とされました。

 このモデルは1987(昭和62)年に発売されたトミックスのもの(品番 2110)で、KATOのモデルが出た後も、ディティールの違いから人気がありました。
 
 中古で激安品を見つけたので購入したものです。



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 あれ?JR九州のマークが?
 「EF30形」はJRには移管されていないと思いますが・・・。
 前オーナーが貼ったのでしょうか。
 激安だったのはこのためかな。



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 銀色の車体とコルゲート表現がいい感じです。
 カプラーは、トミックスオリジナルのマグネットカプラーから「KATOカプラーN」に交換しています。



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 F級機関車ですが、車体は意外と短いです。
 パンタグラフが車端に寄っているスタイルが分かります。
 モーターは少しギクシャクしていましたが、しばらく高速運転していたら快調になりました。



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 交直両用機関車らしく、ガイシが林立する屋根。



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 旧型客車の「スハ43形」と。
 車間はバッチリ。



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 同じく関門トンネル専用機ということで、トミックスの「EF81 300番台」と。
 この「EF81 300番台」は、1981(昭和56)年発売の3代目のモデルと思われます。



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 実車では「EF30形」の方が12年ほど古い形式でしたが、Nゲージのモデルとしては、「EF81 300番台」(左)の方が6年ほど古いです。



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 貫通扉つながりで(笑)、KATOの「EF65形 1000番台」と。
 ・・・これはちょっと似ていませんね。
 


PB210013 (2)
 昭和の電気機関車たち。
 「
EF65形 1000番台」(中)、「EF10形」(右)と。



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 何ともレトロな雰囲気の機関車、「EF30形」。
 古いモデルなうえに、運行箇所が極めて限定される機関車ですが、実車の特徴をよく捉えており、いまだに人気なのも頷けます。

 車体のJRマークが気になるので、これは撤去したいところですね。