「かもめ」は、1976(昭和51)年から、主に博多~長崎間で運行されている特急列車です。

 「485系」で運行する「かもめ」は、1990(平成2)年から「KAMOME EXPRESS」として、赤いボディに黒い帯をまとう塗色にリニューアルされました。

 このモデルはトミックスの旧製品6両セット(品番 92631)で、1991(平成2)年に発売されたもの。
 トミックスの「485系」としては3代目にあたるモデルで、当時の定価は16,000円でしたが、後に17,000円に改定されています。

 中古で購入したところ、全車に室内灯が装備されていましたが、旧世代の集電方法であるため、走行抵抗が若干大きいのが難点です。




10

 同じような塗色の「MIDORI(みどり) EXPRESS」のボディが赤一色なのに対し、「KAMOME EXPRESS」は窓周りに黒帯が入るのが特徴。
 引き締まった感じがします。



09
 ヘッドライト周りに銀色が入っていないせいか、キョトンとした表情に見えてしまいます。

 ※ その後、ライト周りに銀色を差しました。


 
08
 赤いボディに派手なレタリング。
 いい感じです。 (^_^)v
 ・・・地の赤が少し透けているのはガマンです(笑)



07
 レタリングは、細部まで凝っています。
 中古品なので、さすがに掠れてきていますが、小さい文字は、実物のNゲージ車輌では(私が)肉眼で読める大きさではありません。



06
 カプラーは、標準装備のアーノルトから「KATOカプラー 密連形A」に交換していますが、簡単な加工が必要でした。



05
 KATOの「485系(300番台・旧製品)」(左)と。
 銀色の飾り帯の代わりに、「KAMOME EXPRESS」のレタリングが施されています。



04
 ボディのカラーのせいか、「KAMOME EXPRESS」の方は、つぶらな瞳感が・・・。
 (^_^;ゞ

 細かいところまで、きれいにレタリングされています。
 自分で貼らずに済むので何よりです(笑)



03
 「モハ484形」は、第2パンタグラフが撤去されているJR九州仕様。
 屋根まで真っ黒。


02
 KATOの「モハ484形」(左)と並べると、パンタグラフが撤去されているのがよく分かります。

 「KAMOME EXPRESS」という特定の列車の仕様ですから、この辺りは単なるカラーバリエーションの「なんちゃってモデル」ではありません。
 (^_^)



01
 実車の「485系 KAMOME EXPRESS」は、1996(平成8)年で運行を終了してしまいました。

 しかし、赤いボディに黒帯、派手なレタリングが散りばめられているというこの列車は、走らせていて実に目立つ、カッコイイモデルです。
 (^o^)/