トミックスから、来年1月に「名鉄 キハ8200系 北アルプス」が発売されるそうですね。
 「キハ8000系」はマイクロエース製モデルのイメージが強かったので、ちょっと驚きました。



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 これは、当鉄道に入線しているマイクロエースの「名鉄キハ8000系 特急北アルプス6両セット(品番 A1353)」です。

 「キハ8000系」を名乗るモデルですが、この6両セットでは、実は3両が「キハ8200形」。



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 名鉄の「キハ8200形(写真下側)」は、1エンジン搭載車だった「キハ8000形(写真上側)」を2エンジン化し、さらに冷房用電源まで搭載したために、若干車体が長くなっています。
 
 よく見ると「キハ8200形」は、乗降用折り戸の横にラジエーターの大きなグリルがありますね。



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 マイクロエースの「キハ8000系」初期モデルは、デフォルトではフロント周りが寂しかったので、ゴチャゴチャ感を出すためにホース類を取り付けています。
 
 その後、同様のフロントに変更された「改良品(品番 A1354)」が発売されましたが、さすがに買い替えは無しでした。
 (^^;ゞ



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 「似ていない」と評されることも多かったマイクロエースの「キハ8000系」ですが、少し手を入れることでイメージの向上は可能なようです。



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 ポポンデッタのレイアウトにて、KATOの「キハ91系(写真左側)」と並ぶマイクロエースの「キハ8000系」。
 こうしてみると、「キハ8000系」は国鉄の車両と比較して車体の幅が狭いのが分かります。

 そういえば、「キハ91系」もマイクロエースのモデルがKATOよりも先でしたね。
 「キハ66・67形」も、トミックスに先行したのはマイクロエースでした。

 マイクロエースは、「これは!」と目を付けた車両の模型化が早いようです。



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 「sMALL☆ wORLD」で、突堤の上を走る「キハ8000系 北アルプス」。 

  トミックスの模型化で、マイクロエース製モデルの中古価格に与える影響にも、少し興味があります。

 これまでの例では、マイクロエースのモデルは、KATOやトミックスから同型機が模型化されると、概ね価格が下がることが多いようですね。

 今回は「キハ8200形」の先頭車のみで構成されたトミックスの5両編成に対し、マイクロエースの「品番 A1353」と「A1354」は、「キハ8000形」と、運転台がない中間車「キハ8050形」を含む6両編成であり、内容に違いがあることを考えると・・・あまり影響しないかもしれませんね。



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 「STAGE.1」で海沿いを走る「キハ8000系 北アルプス」。
 山岳路線を活躍の場としていた「キハ8000系」にとって、これはifシチュエーションです。



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 同じく「STAGE.1」の山岳路線を走る「キハ8000形」。
 こちらは「らしい」雰囲気ですね。



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 「ポポンデッタ」で、「7000系 パノラマカー(旧製品)」とすれ違う「キハ8000系」。

 トミックスがどういった経緯で「キハ8200系」の模型化に至ったのかも、興味深いところではあります。
 同社は80年代から「7000系 パノラマカー」を発売していましたから、名鉄に縁があるとも言えそうです。



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 走り去る「キハ8000系」。
 
 当鉄道には、マイクロエース製「キハ8000系」が既に入線していますので、今回の新規入線は無いと思いますが・・・。

 トミックスのモデルはHG仕様ですので、妥協がない出来になることでしょう。
 マイクロエースの「キハ8000系」を入手していないユーザーにとっては、福音になりそうです。