「近鉄20100系」は、1962(昭和37)年に登場した世界初のオール2階建て電車です。
主に小学生の修学旅行を中心とした団体専用列車として運用され、「あおぞら号」の愛称で親しまれました。
「近鉄20100系」のNゲージ模型は、1980(昭和55年)にエンドウが発売した金属製モデルが最初のもので、当時は3両セットで10,800円でした。
時は流れ、2006(平成18)年に、マイクロエースからも「近鉄20100系」が発売されます。
これは、スカートがない「登場時6両セット(品番 A8290)」、スカートが装着され、屋根の一部が低屋根化された「改造後6両セット(品番 A8291)」、そして木箱入りの豪華品「さよなら編成9両セット(品番 A8292)」という3種類の商品構成でした。
そして、2015(平成27)年には、「改造後6両セット」の一部が変更され、改良品(品番 A8293)として再販されます。
私が入手したのは、その「改造後・改良品(品番 A8293)」モデルです。
実車の登場時、スカートは装着されておらず、ボディに巻かれた帯も、えんじ色ではなく朱色だったようです。
このモデルは改良後の姿なので、スカートが装着されています。
私は「あおぞら号」に乗ったことはありませんが、子供の頃に絵本で見て憧れた「2階建て電車」が、この「あおぞら号」でした。
(^_^)
この「改良品(品番 A8293)」では、「品番 A8291」のモデルで「平板だ」と不評だった台車のモールドが改良されています。
以前のモデルの台車を写真で見ましたが、確かにモールドが薄いような気が・・・。
「改良品」では、台車のモールドは一般的なものになっています。
カプラーは、アーノルトカプラーが標準装備。
「KATOカプラー密連形A」に交換してみましたが、車間短縮の効果はそれほどでもありません。
なので、TNカプラーに交換。
車間短縮には絶大な効果があります。
先頭車どうしの連結面も、セットのままだとこんな感じですが・・・。
TNカプラーへの交換で、見違えるようになりました。
・・・TNカプラーの効果は絶大なのですが、お値段が・・・。
(>_<)
サイドビュー。
これは宇治山田寄りの制御電動車「モ20300形」。
車両後端部(写真右側)が低屋根化され、アンテナが装備されています。
中間の付随車「サ20200形」。
付随車なのに、パンタグラフを装備しています。
「20100系」は、Mc + T + Mc の3両で1ユニットなのですが、T車が集電とMcへの給電を担当していたのだそう。
上本町寄りの制御電動車である「モ20100形」。
ヘッドライトはLEDで明るく点灯。
「あおぞら号」を特徴づけるヘッドマークは、ボンドで接着しました。
テールライトも点灯。
ヘッドマークを付けていない前面は、こんな感じ。
2階建て電車に乗って行く修学旅行。
当時の子供達は、きっと大喜びしていたでしょう。
ボディを外すと、ちゃんと2階建ての車内が再現されています!
w(゚o゚)w
デッキ部分から、1階と2階にそれぞれ階段が延びています。
やはり、2階席の方が人気だったのでしょうね。
(^_^)
座席の背もたれには、ヘッドカバーの白が塗装で表現されています。
中間車「サ20200形」の1階部分は客室ではなく、電動機とトイレが設置されていました。
「VISTA CAR」のロゴが誇らしげ。
先頭車の「VISTA CAR」ロゴは、モールドが浮き出しています。
号車表示や「あおぞら」の文字は、最初から印刷されています。
シールやインレタを貼らなくて済むのは、とても楽です。
同じ近鉄の「30000系」ビスタカー(右)と。
「あおぞら号(左)」は総2階建てなので、先頭車の屋根の高さが異なります。
かつての近鉄のスター列車が並びます。
レンタルレイアウト「STAGE.1」にて、高架線を疾走する「あおぞら号」。
フライホイール付きモーターによって、スムーズに走ります。
「30000系 ビスタカー」とのすれ違い。
この「20100系」は、総2階建て故に車内に余裕がなく、冷房や扇風機が搭載されていなかったのだとか。
また、老朽化が進んだために、1994(平成6)年に廃車されてしまいました。
今では考えられませんが、「20100系 あおぞら号」が登場した頃は、修学旅行専用の電車やディーゼルカーが活躍していた時代でした。
そんな中でも、総2階建て電車の「あおぞら号」は、多くの子供達の憧れを集め、そして楽しい想い出を提供したことでしょう。
そんな列車を、手元で走らせることができる。
鉄道模型って、本当にいいものです。
(^_^)v
主に小学生の修学旅行を中心とした団体専用列車として運用され、「あおぞら号」の愛称で親しまれました。
「近鉄20100系」のNゲージ模型は、1980(昭和55年)にエンドウが発売した金属製モデルが最初のもので、当時は3両セットで10,800円でした。
時は流れ、2006(平成18)年に、マイクロエースからも「近鉄20100系」が発売されます。
これは、スカートがない「登場時6両セット(品番 A8290)」、スカートが装着され、屋根の一部が低屋根化された「改造後6両セット(品番 A8291)」、そして木箱入りの豪華品「さよなら編成9両セット(品番 A8292)」という3種類の商品構成でした。
そして、2015(平成27)年には、「改造後6両セット」の一部が変更され、改良品(品番 A8293)として再販されます。
私が入手したのは、その「改造後・改良品(品番 A8293)」モデルです。
実車の登場時、スカートは装着されておらず、ボディに巻かれた帯も、えんじ色ではなく朱色だったようです。
このモデルは改良後の姿なので、スカートが装着されています。
私は「あおぞら号」に乗ったことはありませんが、子供の頃に絵本で見て憧れた「2階建て電車」が、この「あおぞら号」でした。
(^_^)
この「改良品(品番 A8293)」では、「品番 A8291」のモデルで「平板だ」と不評だった台車のモールドが改良されています。
以前のモデルの台車を写真で見ましたが、確かにモールドが薄いような気が・・・。
「改良品」では、台車のモールドは一般的なものになっています。
カプラーは、アーノルトカプラーが標準装備。
「KATOカプラー密連形A」に交換してみましたが、車間短縮の効果はそれほどでもありません。
なので、TNカプラーに交換。
車間短縮には絶大な効果があります。
先頭車どうしの連結面も、セットのままだとこんな感じですが・・・。
TNカプラーへの交換で、見違えるようになりました。
・・・TNカプラーの効果は絶大なのですが、お値段が・・・。
(>_<)
サイドビュー。
これは宇治山田寄りの制御電動車「モ20300形」。
車両後端部(写真右側)が低屋根化され、アンテナが装備されています。
中間の付随車「サ20200形」。
付随車なのに、パンタグラフを装備しています。
「20100系」は、Mc + T + Mc の3両で1ユニットなのですが、T車が集電とMcへの給電を担当していたのだそう。
上本町寄りの制御電動車である「モ20100形」。
ヘッドライトはLEDで明るく点灯。
「あおぞら号」を特徴づけるヘッドマークは、ボンドで接着しました。
テールライトも点灯。
ヘッドマークを付けていない前面は、こんな感じ。
2階建て電車に乗って行く修学旅行。
当時の子供達は、きっと大喜びしていたでしょう。
ボディを外すと、ちゃんと2階建ての車内が再現されています!
w(゚o゚)w
デッキ部分から、1階と2階にそれぞれ階段が延びています。
やはり、2階席の方が人気だったのでしょうね。
(^_^)
座席の背もたれには、ヘッドカバーの白が塗装で表現されています。
中間車「サ20200形」の1階部分は客室ではなく、電動機とトイレが設置されていました。
「VISTA CAR」のロゴが誇らしげ。
先頭車の「VISTA CAR」ロゴは、モールドが浮き出しています。
号車表示や「あおぞら」の文字は、最初から印刷されています。
シールやインレタを貼らなくて済むのは、とても楽です。
同じ近鉄の「30000系」ビスタカー(右)と。
「あおぞら号(左)」は総2階建てなので、先頭車の屋根の高さが異なります。
かつての近鉄のスター列車が並びます。
レンタルレイアウト「STAGE.1」にて、高架線を疾走する「あおぞら号」。
フライホイール付きモーターによって、スムーズに走ります。
「30000系 ビスタカー」とのすれ違い。
この「20100系」は、総2階建て故に車内に余裕がなく、冷房や扇風機が搭載されていなかったのだとか。
また、老朽化が進んだために、1994(平成6)年に廃車されてしまいました。
今では考えられませんが、「20100系 あおぞら号」が登場した頃は、修学旅行専用の電車やディーゼルカーが活躍していた時代でした。
そんな中でも、総2階建て電車の「あおぞら号」は、多くの子供達の憧れを集め、そして楽しい想い出を提供したことでしょう。
そんな列車を、手元で走らせることができる。
鉄道模型って、本当にいいものです。
(^_^)v
コメント
コメント一覧 (4)
いつも楽しく拝見させて頂いております。
私のあおぞら号もTNカプラーへ交換したいのですが、適合するカプラーがよくわからないので質問させて頂きました。
先頭車と中間車に用いておられるTNカプラーですが、それぞれどの品番のカプラーを用いておられるのでしょうか?
ご教示よろしくお願い致します。
私が「あおぞら号」に取り付けたTNカプラーは、先頭車も中間車も「品番0337」の「密連・6個入り・グレー」です。
電車なので密連、床下機器がグレーなので同色を選びました。
ウチでは「京浜急行 1000形」にもこれを使っています。
さすがに高価なだけあって、効果も抜群ですよ。
参考になれば幸いです。
実車の先頭車は電連付きの連結器だったようですが、もし、電連付きのTNカプラーへ交換する場合にはどの品番の製品を使えばよいのでしょうか?
マイクロエース製品やカプラー交換は全くの初心者なので、ご教示よろしくお願い致します
(^_^;ゞ