「名鉄7000系」は、1961(昭和36)年に登場した電車で、「パノラマカー」の愛称どおり、最前部(最後部)は展望席となっており、運転席は2階部分にあります。

 この座席配置は、乗客保護の見地からは衝突安全性に問題があるとされましたが、衝撃吸収のダンパーを装備することなどで解決し、実際に踏切でダンプカーと衝突した際は、しっかりと乗客を保護したことから「ダンプカーキラー」とすら呼ばれたとか。

 これはトミックスの旧製品(品番 92101)4両セットで、1982(昭和57)年に登場した特急専用仕様の「白帯車」のモデルです。

 発売当時は9,800円もしたセットですが、パンタグラフがひとつ欠けていたため、ジャンク扱いで激安でした。
 これは別売品を取り付けて解決。
 ギクシャクしていたモーターも、通電箇所を清掃したことで、快調に走るようになりました。
 (^_^) 



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 独特のラインです。
 当時、実車の設計には、大変な苦労があったのだとか。



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 小さなヘッドライトですが、なんとLEDで点灯します!
 そういえば、当時はLEDのことを「発光ダイオード」と呼んでいましたね。
 ・・・緑色ですが、そこはご愛敬。
 (^_^;ゞ


 
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 実車はライト周りのダンパー部分が銀色と白。
 現行モデルでは色分けされていますが、旧製品は成型色の赤色のままです。
 イメージがかなり変わるところなので、着色するか悩むところ。


 
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 おでこのライトもモールドのみ。
 現行品はここの点灯も再現されています。
 


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 運転席は2階部分ですが、運転士さんは外のドア脇にあるステップで上がったのだとか。
 w(゚o゚)w

 

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 カプラーは、「KATOカプラー密連形A(グレー)」に交換しています。



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 当時のM車は、車内にウエイトがぎっしり詰まっています。



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 なんとも味があるフロントマスク。
 国鉄の車輌と比べると、車体の幅が狭いです。

 

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 名鉄といえばパノラマカー!
 永遠の名車と言えるのではないでしょうか。



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 ジャンク品でしたが、少しお手入れしたところ、ちゃんと走るようになりました。
 現行品は素晴らしい出来ですが、価格も素晴らしいことになっているので、ウチでは旧製品が走り続けることでしょう。
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