土浦市の「鉄道模型の店 キハモハ」で購入した、エーダイの「キハ28形」。

 ウチの「キハ58系」は、KATOのM車で走りますので、KATOの編成に組み込んで見栄えが良くなるように、カプラーを交換しました。


 
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 このモデルは、1979(昭和54)年にエーダイから発売された「キハ28形(品番 5862)」で、当時の定価は 1,900円でした。

 今回はジャンク品として 300円で購入できました。
 本来はスカートが付いているはずなのですが、この個体にはありません。

 「KATOカプラーN」に交換されているためか、一見すると KATOの旧製品のような雰囲気ですが、エーダイのモデルはパノラミックウインドウ仕様なので、KATOのモデルとは違うことが分かります。



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 KATOの「キハ58形(写真左側)」と連結してみたところ。

 ウチの KATO製「キハ58系」は、全て旧製品ですが「KATOカプラーN JP」と交換していますので、連結面にホースの表現があります。

 ここはエーダイのモデルも合わせたいところです。



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 そこで、カプラーをジャンパ管付きの「KATOカプラーN JP」に交換します。

 エーダイの「キハ28形」は、カプラーを交換するために台車を外す必要があるのですが、この作業には精密ドライバーの「-(マイナス)」が要ります。

 ・・・床板の先端には、スカートを折り取ったような跡が・・・。
 (^_^;ゞ



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 本来、エーダイの「キハ28形」は、ヘッド&テールライトが点灯する仕様です。
 当時、ライトの点灯が標準装備だったのは珍しかったですね。

 この個体もライトユニットは組み込まれていましたが、集電の仕組みがないので点灯することはありません。

 まぁ、編成中に組み込むことが前提ですから気にしません。



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 KATOのカプラーをエーダイ台車のポケットに収めるには、根元を現物あわせでカットする加工が必要になります。

 で、これが交換後の姿。



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 再び KATOの「キハ58形(写真左側)」と連結。

 やはりホースの表現があると良いですね!
 
 

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 これはどちらがどちらのモデルでしょう?

 正解は、写真左がエーダイ、写真右が KATOの旧モデルです。

 こうして比較してみると、KATOに2年先行して発売されたエーダイのモデルは、相当に頑張っていたのが分かります。

 ちなみに、ボディが未塗装でステンレススカートを装備していたトミックスの「キハ58系」初代モデルは、エーダイと同じ年に発売されています。 



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 エーダイの「キハ28形」は、発売時期を考えると出色のデキです。

 ディーゼルカーは混結が楽しめますので、いろいろな形式と連結するのもいいな。
 (^_^)