「キハ23形」は、1966(昭和41)年に登場した両運転台の一般型ディーゼルカーで、全国各地で運用されていました。

 180PSエンジン1基を搭載し、運転席にはサイドに回り込むパノラミックウインドウが採用されています。

 この形式は、Nゲージ鉄道模型の完成品ではマイクロエースとグリーンマックス、そしてトミックスが模型化していますが、私が今回入線させたのはグリーンマックスのモデルです。



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 東京出張の折、茨城県土浦市にある「キハモハ」さんで購入して参りました。
 ジャンク扱い品でしたが、M車とT車の2両セットで3kほどでしたから破格値ですね。

 このモデルの素性は「品番 1016T」の「国鉄キハ23形 一般色 2両編成トータルセット」ではないかと思います。



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 M車のサイドビュー。
 ボディの中いっぱいに動力ユニットが収まっています。



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 M車のボディを外してみたところ。



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 動力ユニットは、フライホイールもなくシンプルです。



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 写真左側がM車、右側がT車。
 T車の片側には、貫通幌がついています。



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 T車のボディを外してみたところ。
 車内の一部が再現されています。



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 M車(左)とT車の連結。
 TNカプラー装備なので、連結間隔はこんな感じです。

 ドア下の沓摺(くつずり)も銀色が差してあります。



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 別の角度から。
 


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 斜め上から。
 模型は、この角度から眺める機会が多いですね。



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 T車のフェイスには細かな表記があります。



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 トイレ窓の表現も良い感じです。
 そして乗務員室ドアの窓には、驚異の表記が!
 w(°o°)w



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 このモデルはヘッド&テールライトが点灯しませんが、そもそも国鉄時代の列車は、昼間帯はライトを点灯していませんでしたので気にしません。

 M車は、けっこう賑やかな音を立てながら走ります。
 それもディーゼルカーらしくていいです(笑)。

 この2両編成は、ローカル線にピッタリですね。
 21m級の車体なので、短編成でもなかなか迫力があります。
 うーん、購入して良かった。
 (^_^)

 「キハモハ」さんを訪ねた甲斐がありました。