「ナロ10形」は「10系客車」に属する特別二等車で、1957(昭和32)年に登場しました。
 現在のグリーン車にあたります。

 登場の翌年には白い帯が巻かれて、上野~青森間を結ぶ「特急 はつかり」に組み込まれました。

 このモデルは、中古ショップのジャンク扱い品カゴの中から、車体番号「31」と「32」の2両を購入したものです。



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 車体番号「31」は、前回紹介した「スハ44-26」と同じ「はつかり 8両セット(品番 A5252)」のもので、「32」の方は「品番 A5250(はつかり 基本7両セット)」と同時に発売された「特急はつかり 増結2両セット(品番 A5251)」のもの。

 素性がややこしいです(笑)。



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 サイドビュー。
 同社の「
スハ44形」ほどの腰高感はありません。



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 白い帯はビシッと入っています。
 また、窓ガラスが大きめなので、車内のヘッドレストが白く塗られていているのが目立つのは高ポイント。

 ・・・しかし、窓ガラスが奥まっており、ボディの肉厚感が強調されてしまっているのは・・・ちょっと残念なところですね。
 (^_^;ゞ



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 「はつかり」仕様の「スハ44形(写真右)」と連結してみたところ。

 特急「はつかり」再現のためには、他に「スハニ35」「オシ17」「スハフ43」が必要なのですが・・・。

 あれ?
 これらの車両なら、当鉄道には各車のブルーが揃っていますよ?



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 「スハニ35形(KATO)」。



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 「オシ17形(KATO)」。



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 「スハフ43形(KATO)」。

 ・・・ということは、白い帯にこだわらなければ、「なんちゃって はつかり」を組むことも可能ではありませんか!

 ・・・いや、白帯が入ってこその「はつかり」か・・・。

 逡巡してしまいましたが、レンタルレイアウトで試してみたい編成ではありますね。