「EF58形」は、1952(昭和27)年に登場した直流電気機関車です。

 旧型電機に属する機関車ですが、高速性能に優れていたため、新性能機関車の登場後も、しばしば優等列車の牽引に用いられました。

 全長が20m近くあり、電気機関車としては長大だったことから、車体の両端部の幅が絞られており、流麗なスタイルとなっています。



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 「EF58形」は、活躍期間が長かったうえ、様々な路線で運用されたために形態のバリエーションが多く、Nゲージでも様々なモデルが発売されています。

 中でも、長岡運転所に配置されていた「35号機」は、「デッキ付き旧車体に使用する予定だったボディの前後に、半流線型の乗務員室を取り付ける」というプロセスで落成した機関車だったため、一般的な「EF58形」の側窓が「5枚」なのに対して「7枚」という変形機となっています。

 この「35号機」は、マイクロエースからも「品番 A1710」として発売されていますが、私が入線させたのはKATOのモデル(品番 3056)です。



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 KATOの「35号機」は 2009(平成21)年に発売されましたが、人気モデルだったため、近年では入手が困難になっていました。
 今年(2019年)になって再販されたので、待ってましたとばかりに購入です。

 「品番 3020-1」の「EF58 後期型大窓・ブルー(写真上側)」と並べてみると、屋根の色、避雷器の位置などが異なっています。



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 先頭部分をアップで。

 デフォルトではアーノルトカプラーを装備。
 やはりカプラーの大きさが、少し気になってしまいます・・。



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 そこで、デフォルトのアーノルトカプラーを付属のナックルカプラーに交換。

 ・・・うーん・・・。
 シャンクが、やや長い気がします。



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 なので、改めてKATOの「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けました。
 台車内側からの接着になります。



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 これは、付属のナックルカプラーに交換後、KATOの「スユニ61形」と連結したところ。



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 「車間短縮ナックルカプラー」に交換後、再度「スユニ61形」と連結。
 車間が少~し(笑)詰まりました。

 カプラーの上端に、見た目上のズレが生じていますが、下端の高さが合っているため、解放することはありません。



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 フロントビュー。
 スノープロウが良い感じです。



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 サイドビュー。
 7枚の側窓が特徴です。

 また、乗務員室側面のドアは、旧車体の正面貫通扉が流用されているため、運転席の窓と高さが合っていません。
 そのあたりも再現されています。



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 ボディ中央部。



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 こちらは、「大窓・ブルー」のサイドビュー。

 窓の配置は一般的な5枚です。



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 「EF58形の旧車体」を流用した「EF13形(マイクロエース)」のサイドビュー。
 ただ、「35号機」に用いられた旧車体とは、窓の配置が異なっています。

 「35号機」に流用された旧車体は、貨物用機関車として製造された「EF18形」にその原型を見ることができます。



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 加工したスノープロウを取り付けた「大窓機(写真左)」と並ぶ「35号機」。
 
 握り棒のカラーは、「大窓機」が銀、「35号機」は白。
 また、「35号機」にはジャンパ栓が新規にモールドされています。

 窓の大きさとひさしの有無で、表情が大きく異なりますね。
 どちらも甲乙付けがたいハンサムさんです。
 (^_^)
 


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 「STAGE.1」のレンタルレイアウトで、旧型客車を牽引する「35号機」。
 とてもよく似合います。



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 私は、基本的に同型式の機関車は1両しか入線させないのですが、「EF58形」については「大窓・ブルー」「35号機」「60号機」と、3両入線させています。

 それぞれが個性的なスタイルをしており、「EF58形は奥が深い機関車だなぁ」と、改めて思いますね。