KATOの「C57形」は、1983(昭和58)年に初代モデルが発売され、以来30年間はマイナーチェンジを繰り返しながら販売されてきましたが、2014(平成26)年に4次形が「品番 2023」としてリニューアルされ、2018(平成30)年に1次形が「品番 2024」として続きました。

 「C57形」といえば「貴婦人」の愛称で知られていますが、ボイラーの設計が変更された4次形はそう呼ばれないことが多いのだとか。

 確かに、1次形と比較すると、「C59形」に似た4次形は、何となく無骨な感じが・・・。

 1次形と4次形のどちらも揃える予算などありませんので(笑)、私が今回入線させたのは、よりC57形「らしい」1次形のモデルです。



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 スマートなボイラーに大きな動輪。
 「C62形」や「C59形」とは異なる優美なシルエットを持つこのモデルを眺めていると、なるほど「貴婦人」と呼ばれた理由がよく分かります。

 KATOのリニューアル蒸機は何れも凄いデキですが、この「C57 1次形」も例外ではありません。
 ディティールも走りも、Nゲージ鉄道模型としてはこれ以上望むべくもないレベルではないでしょうか。

 早くナンバーを取り付けなければ・・・。