「スニ41形」は「スニ40形」に一般小荷物室・車掌室・緩急設備を追加した車両で、1969(昭和44)年に13両が制作されました。
「スニ40形」同様、パレット積みの貨車に見えますが、国鉄では客車の扱いでした。
「スニ41形」のNゲージ完成品は、KATOから発売されている「郵便・荷物列車【東北】(品番 10-898)」に電気暖房を装備した2000番台が、「郵便・荷物列車【東海道・山陽】(品番 10-899)」に妻面に貫通扉がないタイプが、それぞれセットされています。
他にも「品番 5139」として2000番台が単品で発売されていましたが、現在は入手困難ですね。
私が今回入手したのは、【東海道・山陽】セットのASSY組み立て品です。
先日、佐賀市の「モデラーズ松永」を訪ねた際に購入してきました。
【東海道・山陽】セットのASSYなので、車体番号は「5」です。
アーノルトカプラーが標準装備。
貫通扉がないので、妻面はのっぺりした感じです。
カプラーをグリーンマックスの「ナックルカプラー・短」と交換。
カプラー交換後の妻面です。
テールライト点灯!
荷室側のテールライトはモールドのみ。
テールライトに赤色マジックで色を入れました。
また、カプラーをKATOの「車間短縮ナックルカプラー」に交換してみましたが・・・。
「スニ40形(右)」と連結した際の車間はバッチリですが、C243の通過中にボディが干渉してしまいました。
(^_^;ゞ
「スニ41形(左)」の台車が車体端から離れているため、カプラーの突き出しが不足しているようです。
そこで、「かもめナックル」に再度交換。
「かもめナックル」の突き出しは、こんな感じです。
連結間隔は若干延びましたが、今度はC243でも車体が干渉することはなくなりました。
KATOの「EF58形(左)」と連結。
車間はいい雰囲気です。
(^_^)
「スニ40形(右下)」と。
「スニ41形(左上)」の方が、車掌室がある分、車体が長いです。
反対側にはトイレが。
床下には流し管も再現されています。
実は、KATOの「スニ41形」は「ワサフ8000形」ともども、古くから単品での発売予定がありました。
これは1984(昭和59)年のKATOのカタログから。
結局、ここにある予定品は、単品では発売されなかったようです。
予定されていた品番は、「ワサフ8000形」の「8025」は「ワラ1形」に、「スニ41形」の「8027」は「トラ45000形」に、それぞれ使われています。
欲しかった「スニ41形」が、ASSYで安く入手できたので良かったです。
これで郵便・荷物列車のバリエーションが増えました。
「ワサフ8000形」も入手したいところですが、ASSYでそろえても4,000円越えというのはなかなか痛い出費ですので、そちらは当面見送りです。
コメント
コメント一覧 (2)
ありましてせっかく試作品の写真載せたのに、それ以降はなかっ
た扱いにされているのが不思議でした。まあ実車見たことないの
でそれ以上は気にせず。スニもワサフも荷物車と全く気付かず。
それが20過ぎてとりあえず買ったEF58を活かせるネタ、でも特急
あたりはつまらない…と考えた挙句、なぜかニモレを始めました。
完成品各種とGMキットを一通り集めたものの、何かインパクトが
ある車種…と悩んだ結果、GMマニ44とオユ10、katoコキフ10000
にスニ40を切った貼ったの力任せにスニ41・ワサフ8800を錬成。
数年前にkato完成品と比較すると、まるで寸法違いで萎えました。
まあスニ41もワサフ8800も連続して連結されることはさほど無い
と強弁して、別編成に繋いで今でも共存させてます。
青一色のワサフ8800になったのは最初に青15号を吹いてからマス
キングし、銀を吹く直前で自信なくなり面倒でもあるので、青一色
ワサフが実在したのだからイインジャネ、という手抜きでした。
次のスニ41はそんな逃げを打てないので、度胸一発で銀を塗り分け
たところ意外に上手くいけました。調子に乗り河合ワキ5000TR216
台車仕様を、ワキ8000の台車換装(コキフ50000と交換)擬きに、
でっち上げてます。台車の軸距が短いままなので擬きです。
更に調子こいてkatoワキ10000にGMガーランドベンチレーターを
4個載せ、これも青15号と銀に塗り分けました。ワキ10000丸屋根
仕様からワキ8000へ改造された実例はありませんが、角屋根仕様
ワキ10000をワキ8000へ改造したのが59両いたそうです。
毎度毎度長過ぎる自分語りで申し訳ないですが、せめて御笑覧して
頂けると幸甚です。
以前だったらGMのキットを組むしかなかったようなマイナー(?)な車種も、今ではKATOやマイクロエースから次々と模型化されていきますから、凄い時代になったものです。
GMのキットは、そのまま組むとどうしても腰高になってしまいますよね・・・まぁ、それが味といえば味なんですけどね。