「C55形」は、亜幹線の旅客輸送力強化を目的として1935(昭和10)年に登場した蒸気機関車で、62両が製造されました。
そのうち1936(昭和11)年から製造された2次形は、世界的な流線型ブームの流れに乗り、先行した「C53形43号機」に続いて流線型仕様として登場しましたが、時速100km程度の走行では流線型による空気抵抗の軽減はほとんど効果がなかったばかりか、むしろボディを覆うカバーのために点検・整備に余計な手間がかかるというデメリットの方が大きかったようです。
そのため、1950(昭和25)年からは流線型のカバーを完全に取り外し、1次形と同等の外観となるように次々と改造されていきました。
流線型の「C55形」は、Nゲージでは中村精密、ワールド工芸、マイクロエースからそれぞれ模型化されていますが、私が今回入手したのはマイクロエースのモデルです。
マイクロエースの「C55形・流線型」は、2000(平成12)年に最初の製品が品番「A7101」として発売されました。
その後、2010(平成22)年に、ナンバープレートや車輪が変更されたモデルが品番「A7109・改良品」として再販されています。
今回入手したのは、ナンバープレートの特徴などから、品番A7109の改良品モデルだと分かります。
定価では1万円を超えるモデルですが、ジャンク扱いの中古品だったので、税込み1,800円で入手できました。
(^o^)
ジャンク扱い品だった大きな理由は、キャブ下にある従台車の車輪がなかったためでしょう。
手持ちの車輪からいろいろ試してみたところ、以前KATOの「EF58形」の車輪を交換する際に購入したラウンドハウスブランドの「スポーク車輪(品番 28-193)」が適合しました。
これは購入時の車輪がない従台車。
ちょっと締まりませんね。
(^_^;ゞ
スポーク従輪を取り付けたところ。
こうでなくっちゃ。
また、デフ(除煙板)を縁取る銀色塗装が、一部掠れていたので、ガンダムマーカーの銀色で修復しようと思ったのですが、それだと色調がやや暗くなってしまうことに気がつきました。
そこで、思い切って白で縁取ってみました。
Nゲージのサイズですから、遠目には明るい銀色だか白だかの区別は付きません。
サイドビュー。
縁取られた半円のデフが、とても目立ちます。
テンダーのアーノルトカプラーは・・・。
KATOの「車間短縮ナックルカプラー」と交換しました。
フロントビュー。
同社の「C53形43号機」と同様、カーブ区間で先台車の動きに干渉しないよう、幅広ボディとなっています。
突き出した様な形状のヘッドライトは点灯しますが、明るさはそこそこ。
まぁ、蒸気機関車の時代は、明るさもこんな感じだったのではないでしょうか。
運転席付近。
モーターが鎮座しています。
俯瞰してみたところ。
うーん・・・。
運転席からは、ほとんど前が見えない気がします。
実車の「C55形」は、スポーク動輪の中心部に「水かき」と呼ばれる補強が施されていました。
マイクロエースの広報によると、このモデルではその「水かき」が再現されているそうなのですが・・・。
ライトで照らしてみたところ。
・・・うーん、スポーク動輪の抜けている部分の中心に、何となく「水かき」があるような気が・・・。
当然のことながら、走行中は全く見えません(笑)。
独特のスタイルの「C55形・流線型」。
実車は現存していませんが、保存されていたら大変な人気になったでしょうね。
ウチでは「C53形43号機」とともに、流線型のダブルエースとして活躍してもらいましょう。
・・・こうなると、「EF55形」が欲しくなってきますね・・・(笑)。
そのうち1936(昭和11)年から製造された2次形は、世界的な流線型ブームの流れに乗り、先行した「C53形43号機」に続いて流線型仕様として登場しましたが、時速100km程度の走行では流線型による空気抵抗の軽減はほとんど効果がなかったばかりか、むしろボディを覆うカバーのために点検・整備に余計な手間がかかるというデメリットの方が大きかったようです。
そのため、1950(昭和25)年からは流線型のカバーを完全に取り外し、1次形と同等の外観となるように次々と改造されていきました。
流線型の「C55形」は、Nゲージでは中村精密、ワールド工芸、マイクロエースからそれぞれ模型化されていますが、私が今回入手したのはマイクロエースのモデルです。
マイクロエースの「C55形・流線型」は、2000(平成12)年に最初の製品が品番「A7101」として発売されました。
その後、2010(平成22)年に、ナンバープレートや車輪が変更されたモデルが品番「A7109・改良品」として再販されています。
今回入手したのは、ナンバープレートの特徴などから、品番A7109の改良品モデルだと分かります。
定価では1万円を超えるモデルですが、ジャンク扱いの中古品だったので、税込み1,800円で入手できました。
(^o^)
ジャンク扱い品だった大きな理由は、キャブ下にある従台車の車輪がなかったためでしょう。
手持ちの車輪からいろいろ試してみたところ、以前KATOの「EF58形」の車輪を交換する際に購入したラウンドハウスブランドの「スポーク車輪(品番 28-193)」が適合しました。
これは購入時の車輪がない従台車。
ちょっと締まりませんね。
(^_^;ゞ
スポーク従輪を取り付けたところ。
こうでなくっちゃ。
また、デフ(除煙板)を縁取る銀色塗装が、一部掠れていたので、ガンダムマーカーの銀色で修復しようと思ったのですが、それだと色調がやや暗くなってしまうことに気がつきました。
そこで、思い切って白で縁取ってみました。
Nゲージのサイズですから、遠目には明るい銀色だか白だかの区別は付きません。
サイドビュー。
縁取られた半円のデフが、とても目立ちます。
テンダーのアーノルトカプラーは・・・。
KATOの「車間短縮ナックルカプラー」と交換しました。
フロントビュー。
同社の「C53形43号機」と同様、カーブ区間で先台車の動きに干渉しないよう、幅広ボディとなっています。
突き出した様な形状のヘッドライトは点灯しますが、明るさはそこそこ。
まぁ、蒸気機関車の時代は、明るさもこんな感じだったのではないでしょうか。
運転席付近。
モーターが鎮座しています。
俯瞰してみたところ。
うーん・・・。
運転席からは、ほとんど前が見えない気がします。
実車の「C55形」は、スポーク動輪の中心部に「水かき」と呼ばれる補強が施されていました。
マイクロエースの広報によると、このモデルではその「水かき」が再現されているそうなのですが・・・。
ライトで照らしてみたところ。
・・・うーん、スポーク動輪の抜けている部分の中心に、何となく「水かき」があるような気が・・・。
当然のことながら、走行中は全く見えません(笑)。
独特のスタイルの「C55形・流線型」。
実車は現存していませんが、保存されていたら大変な人気になったでしょうね。
ウチでは「C53形43号機」とともに、流線型のダブルエースとして活躍してもらいましょう。
・・・こうなると、「EF55形」が欲しくなってきますね・・・(笑)。
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