「EF15形」は、1947(昭和22)年に登場した直流電気機関車です。

 「EF10形」の発展型といえるもので、戦後の貨物輸送の主力として活躍しました。

 外見は全く似ていませんが、旅客用の「EF58形」とは、多くの構造を共有する兄弟機です。


 

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 この「標準型」は、KATOのリニューアル機(品番 3062-1)で、2010年に製品化されました。
 姉妹品に「最終形」(品番 3062-2)もありますが、前面にスノープロウ(除雪装置)を装備し、重厚なシルエットが特徴の「標準型」を選びました。



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 左側が「EF10形
 右側が「EF15形」
です。
 丸みを帯びて優美な感じの「
EF10形」と比べると、スノープロウを装備した「EF15形」は、角張ったシルエットもあって力強さを感じます。



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 「EF15形」も、デッキは短め。
 先台車が斜めに取り付けてあるのが特徴です。



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 「EF10形」と。
 前面窓の「ひさし」が、いい感じです。
 (^_^)



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 「DD51形」と。
 渋い茶色と鮮やかな赤。

 
 
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 「EF10形」同様、造形・走行とも安心のKATOクオリティで、魅力たっぷりの機関車です。

 雑多な編成の貨物列車を牽引させると、とてもよく似合います。