「EF65形 1000番台」は、1969(昭和44)年に登場した直流電気機関車です。
 前面に重連用の貫通扉が設けてあるのが特徴で、全盛期のブルートレインを牽引していたことから、人気・知名度ともに抜群に高く、花形機関車として、Nゲージ黎明期の頃から様々なメーカーが数多く模型化してきました。

 このモデルは、2011年にKATOがリニューアルした現行品(品番 3061-1)です。
 大人気の機関車なのですが、ジャンク扱いとして破格で入手できました。



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 従来のKATOの製品は、細かな改良を繰り返してきましたが、「ボディが大きく、スケール(1/150)どおりではない」という指摘がありました。
 このリニューアル品は、スケールどおりの縮尺になっているそうで、「意外と短い」EF65形のスタイルが、忠実に再現されています。



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 何故ジャンク品扱いだったのか・・・。
 おそらくナンバープレートの予備を始めとする付属品が、一切付属していなかったからではないでしょうか。
 走行には全く問題がなく、LEDのライトは明るく点灯します。
 カプラーは、アーノルトから「EF66前期形ナックル」に交換しました。



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 サイドビュー。
 確かに、F級機関車の割には、「意外と短い」気がします。



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 書き込みも細かく、運転席には座席もモールドされています。



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 トミックスの「ED76形」と並べてみました。
 ・・・「EF65形」はブルートレイン牽引機の印象が強いためか、ヘッドマークが付いていないと寂しい感じも・・・。



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 「EF30形」、「EF10形」と。
 かつての下関あたりでは、こんな場面も見られたのでしょうか。



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 ブルートレイン「24系25形寝台客車」の電源車「カニ24 100番台」と。
 「カニ24 100番台」は、カプラーをグリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー」と交換しています。
 「中」を取り付けたので、シャンクが長い・・・。
 「短」を取り付けると、カーブ区間でカプラーの首振りが不足し、脱線してしまうのです。



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 今度はトミックスの旧製品「カニ24」と。
 こちらは、KATOの「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けています。
 KATOの「カニ24 100番台」とは台車の取り付け位置が異なるためか、こちらはシャンクが短いにもかかわらず、カーブ区間でも脱線しません。



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 やはり「EF65形」にはブルートレインが似合います。
 今度ヘッドマークを買って来ようっと。
 (^_^)b