1960(昭和35)年に登場した「ワム80000形」は、基本のパレット輸送以外にも、特定の貨物を運ぶ専用タイプが何種類も用意されました。

 そのうち「580000番台」に区分されるグループは「鮮魚輸送用」とされましたが、冷蔵設備を備えていたわけではなく、屋根の裏面に断熱塗料が用いられ、床に水抜きの穴が設けられるなどの改造が施されたものでした。

 この鮮魚輸送用の「ワム80000形」は、白色に塗装されていたことから「白ワム」と呼ばれています。

 「白ワム」はKATOとマイクロエースが模型化していますが、KATOのモデルは現行のロットではラインナップされていないため、絶版人気で品薄なようです。

 最近、中古ショップで激安の中古品を発見したので、即保護しました。



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 初期のモデルは「品番 815」、車体番号は「580025」でしたが、今回の購入品は「品番 8015」で車体番号は「580012」です。

 車体番号は、他に「586069」のモデルもあるようです。 



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 基本的には一般型「ワム80000形」のカラバリ品です。
 カプラーはアーノルトタイプが標準装備。
 
 この「白ワム」、今でこそ品薄ですが、私が子供の頃は模型店に余っていました。
 当時はとにかくたくさん揃えたくなる「茶ワム」が人気で、用途が限定されていた「白ワム」の人気はイマイチだった気がします。

 後年、「白ワム」が人気で品薄になるなんて考えもしませんでした。
 (^_^;ゞ



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 ボディは「茶ワム」の流用品。
 足回りは「ブレーキてこ」のディティールがない旧タイプです。



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 「白ワム」は焼津駅に常備され、東京や大阪、神戸へのマグロの輸送に活躍していました。
 模型も「焼津駅常備」と印刷されています。



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 カプラーをKATOの「車間短縮ナックルカプラー」に交換してみましたが、このタイプの足回りではカプラーが少し引っ込み気味になってしまうので、再度グリーンマックスの「車間短縮ナックルカプラー・中」に交換しました。

 1968年(昭和43)年に東名高速道路が開通すると、マグロ輸送はトラックに取って代わられていき、「白ワム」の活躍の場は失われていきます。
 晩年は、一部の車両は味噌の輸送に使用されたのだとか。

 ウチには1両しか入線していませんが、「レ」や「レム」などと一緒に活躍してもらいましょう。
 (^_^)